まずは家でも職場でもない“第３の場所”を見つける「恋するアソビジネス入門」No.１

2024.4.26

“生きることを楽しむために生きる”をモットーに、アソビジネスを通じてウェルビーイングな人生を送る方法を提案する「恋するアソビジネス入門」No.１。サードプレイスの重要性と、それを通じて得られる大人の恋やときめきについて、作家の潮凪洋介さんが指南します。

■生きることを楽しむために生きる

「何のために生きているの？」

そう聞かれたとき、あなたなら、どう答えるでしょう？

「生きることを楽しむために生きている！」――僕ならば、そう答え“たく”なります。

「え？わかるけど、それって理想論？……」

冒頭早々、突っ込みたくなるかもしれませんが、私は、ド真面目にこう思います。

「人生は好きで得意なシゴトやアソビを楽しみ、そこで生まれた『友情』や『恋』の思い出を刻み、人生を自分好みに編んで行く」ためにあると。

そして、できるだけそうしてゆきたい！と心底思うのです。

世界でも戦争がおこっていて、日本だって悠長なことは言っていられないのかもしれません。ですが、やっぱり、このいまの日本においては、しあわせに命を完全燃焼する権利は、みんなにあるのだと思います。

■いま、この瞬間に「死んでもいい」と思えるバイブスを感じて生きる

自分らしいシゴトや人生を楽しむ人――彼ら、彼女らは、いつも楽し気で、10代の頃のような「輝きに満ちた刹那」を纏っています。もちろん“大人の刹那”。青春時代の無軌道なヤケクソ快楽の追求とは異なります（笑）。

「生まれてきたことを祝福したくなる」ような、永遠を感じた“あの恍惚の瞬間”と、要素やバイブスは同じなのですが、それを計画的にスマートに再現しているのが違いです。

かつて、恋人や友達と過ごしたような、朝まで踊り続けたときのような、「今、死んでもいい」と感じるレベルの刹那的幸福バイブスを生活のなかに“不適切”ではなく“適切に”取り入れているのです。

そんな、自分らしいウェルビーイングが伴う、新しい人生をつくる近道として「アソビジネス・ライフ」があります。

これは大好きで得意なコト、ヒト、トキ、イミが常時存在し、この世に生きる意味と、社会的承認欲求を満たす働き方、生き方です。

アソビジネスについて、もうすこし真面目に言わせてください。

それは、会社でも家でもない、第３の場所で「遊び起点」のビジネスをすることであり、単に「お金を稼ぐ」ことが目的ではなく、好きでつながった仲間と、好きなことにワクワクし、脳内にドーパミンが湧き出す生き方・働き方です。

そしてアソビジネスは、全部自分のセンスと世界観で選択、構築してゆきます。

■アソビジネスは大人の恋やときめきを引き寄せる

ここには、実はある素敵な副産物が伴います。

アソビジネス仲間や取引先、お客様と接するうちに、望まざるとも、大人の恋までもが向こうからやってきてしまうということ、
もちろん、（フルスイングで）恋を楽しむか、嗜む程度にするか、胸に秘めるかは自分次第――大人ですから、自己責任かつ、as You likeで“適切分量”を摂取すればいいのだと思います。

アソビジネスの世界には、あの頃に似たときめきが確実に存在します。

これから、このアソビジネスの世界に、ご案内したいと思いますので、気になった方はぜひお付き合いいただければ嬉しいです。