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発達指摘されたのに「5歳健診、行かなくてもいいよね?」医師の話を受け入れられない親

  • 2024.4.26
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主人公・りっちゃんは子どものちいちゃんの耳を診てもらうために病院を訪れました。そこでちいちゃんが手がつけられないほど泣いたため、医師は「発達が気になる」と指摘しました。ちいちゃんを5歳児健診に連れて行くように勧められたのですが…。はちみつこ(©hachi_mitsu89)さんが描く漫画『5歳娘の発達に向き合った話』第2話をごらんください。

耳を診てもらうために訪れた病院で、「発達」について指摘されると、すぐは受け入れがたいかもしれませんね。でもりっちゃんも驚くほど泣いたちいちゃんの姿に、りっちゃんも内心どこかで引っかかっていたのかもしれませんね。

子どもを理解し、適切な支援を受けるために

子どもの発達について指摘を受けると、親としては焦る気持ちになりますよね。わが子の発達にほかの子どもと異なる点が多かったり、発達障害の特徴に当てはまったりしても、つい「考えすぎだろう」「いずれ他の子に追いつくはず」と考えてしまうことはありませんか。

発達検査を受ける意義は、決して「この子には障害がある」というレッテルを貼ることではありません。わが子にとって世界がどんな風に見えているか理解しながら、その子自身が必要としている支援やサービスにつながることに意味があります。

診断を受けて適切な支援を受けることで、発達障害のある子どもの生活上の支障は減らすことができます。しかし「うちの子は発達障害じゃない」「支援がなくてもしつけで追いつける」などと誤った見通しや期待を持つと、親子ともに苦しむ結果になりかねません。

子どもの発達障害には専門家がいます。「わが子のことは親が一番知っているはず」と思っても、子どもにとって必要な支援や成長に合わせた声かけなどの知識を得るなら、専門家の力が必要になるでしょう。早めにプロに相談し、知恵を借りることは、親にとっても子にとっても大切なことですね。

著者:ママリ編集部

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