韓ドラ王国 tvNの次が気になる!!『私の夫と結婚して』→『涙の女王』→『ソンジェ』の次は？

『私の夫と結婚して』から『涙の女王』、そして『ソンジェ背負って走れ』まで。韓国tvNがロマンスドラマで視聴者の心を揺さぶっている。

今年2月20日に最終回を迎えた『私の夫と結婚して』は、視聴率12%（ニールセンコリア調べ）を記録し、自己最高記録で有終の美を飾った。TV・OTT話題性1位だけでなく、Prime Videoでは韓国ドラマ初のグローバルデイリーランキング1位に上がるなど、世界的に人気を博した。

痛快な復讐劇という大きな流れのもと、強烈な個性を持つキャラクターたちの活躍と、スピーディな展開などで視聴者のドーパミンを刺激した『私の夫と結婚して』。ナ・イヌ、パク・ミニョンの“双方救済”というロマンスでドラマファンを熱狂させた同作は、tvNの月・火曜ドラマの低迷期を断ち切った“親孝行”作品だった。

『私の夫と結婚して』の後続作だった『ウェディング・インポッシブル』は低調な視聴率と反応で終わったが、その後もtvNのロマンス挑戦は続いた。そして時代劇と“嫌悪関係”という独特な題材でマニア層を獲得した『魅惑の人』の次にやってきた『涙の女王』が大ヒットを飛ばした。

『涙の女王』は、結婚、そして離婚後に再び始めるロマンスで、従来のラブストーリーにひねりを加えた、視聴者の目を釘付けに。4月21日に放送された第14話の視聴率は全国平均21.6%・最高23.3%を記録。同局の最高視聴率を記録した『愛の不時着』（21.7％）の記録まであと0.1％という状況だ。

若い層を中心に口コミが広がっている『ソンジェ背負って走れ』も目新しいロマンスの一つだ。

ウェブ小説『明日のウトゥム』を原作として同作は、ある日突然生涯を終えてしまった“推し”のリュ・ソンジェを救うため、“熱狂ファン”のイム・ソルが2008年にタイムスリップするというファンタジーロマンス。2000年代の完璧な再現が視聴者の共感を呼び、序盤から伏線回収しながら面白さを与えている。

相次ぐドラマのヒットで“ロマンス名家”の名声を続けているtvN。そのバトンを継ぐ作品は、来る5月11日から放送予定の『卒業』になる見込みだ。同作は『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』や『ある春の夜に』などを演出したアン・パンソク監督の新作で、“元師弟ロマンス”というテーマに挑戦する。tvNドラマの好調の波に乗って、またヒット作になるかどうか気になるところだ。

（記事提供＝OSEN）