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「ワッフル」とはどんな食べ物?ベルギーワッフルやアメリカンワッフルなどいろいろあるけれど・・何が違うの?

  • 2024.4.25

日本でもすっかり定番のスイーツ、それが「ワッフル」です。 ただ、実は「ワッフル」にもいくつか種類があり「ベルギーワッフル」だけでなく「アメリカンワッフル」などもあります。

果たしてこの「ワッフル」の違いはどこにあるのでしょうか?

「ワッフル」とは

まずは「ワッフル」がどのようなお菓子なのか見てみましょう。

「ワッフル」はこんな食べ物

「ワッフル」は小麦粉に卵やバターや牛乳、砂糖やイーストを混ぜて作った生地を醗酵させて格子模様の鉄板で焼き上げたお菓子です。

サクサクとした食感としっとりとした食感が混在する焼き菓子として日本にも定着しているお菓子と言えるでしょう。

ちなみに「ワッフル」という名称は蜂の巣という意味を持つオランダ語「wafel(ワフェル)」から来ているそうです。 その名前の通り、見た目は蜂の巣状になっています。

「ワッフル」の歴史は古代ギリシャまで遡る?!

「ワッフル」の歴史は古代ギリシャまで遡ります。

もともと「ワッフル」の原型は古代ギリシャで食されていた「オベリオス」にあるとされています。

「オベリオス」はパンの総称であり、宣教師によってヨーロッパ各地に伝わっていったと考えられているそうです。 それが時代とともにアレンジされ、ふわふわとしたスポンジケーキのようなものからもちもちとしたブレッドのようなもの、サクサクとしたビスケットのようなものまで生まれたとされています。

場合によっては温かいうちにジャムやホイップクリーム、メープルシロップなどをつけて食されることもあります。 また、フルーツを添えて食されることもあるようです。

種類が豊富なワッフル①

ここからは「ワッフル」の種類について見ていきましょう。

ベルギーワッフルとは

「ワッフル」といえば「ベルギーワッフル」が知られています。 特に首都ブリュッセルやリエージュのものが定番です。

「ブリュッセルワッフル」は長方形の生地台にフルーツやクリーム、チョコレートなどを載せたものを言います。 生地は柔らかめで味は薄いのが特徴です。

「リエージュワッフル」は丸形(楕円)の生地に砂糖などで味付けして固めたものを指します。 生地が硬めで味はやや濃いのが特徴です。

なお、果物を載せた「フルーツワッフル」はリエージュが発祥とされているのだとか。

アメリカンワッフルとは

「アメリカンワッフル」はイーストによる発酵でなくベーキングパウダーを使用して膨らませた「ワッフル」を意味します。 現地では朝食や間食として食されるそうです。

ちなみに、アメリカではアイスクリームの容器にも使用されます。 これは1904年のセントルイス万国博覧会の会場で不足したアイスクリームコーンの代わりにワッフルを薄く巻いて容器の代わりにしたことにちなむとか。

フランスのワッフルは違う名前

「フランスワッフル」はそもそも「ゴーフル」という名前で呼ばれているのが特徴です。

基本的にはベルギーの「ワッフル」と同じものを意味します。 そのため「ベルギーワッフル」もそのまま「ゴーフル」と呼ばれることがあります。

これはベルギーがフランス語圏であることが影響しています。

ただし、それとは別に「ゴーフレット」と呼ばれるお菓子もあるので注意しておきましょう。

種類が豊富なワッフル②

併せて他の「ワッフル」の種類についても見てみましょう。

香港のワッフル「鶏蛋仔」

香港には卵の形をした「鶏蛋仔」という「ワッフル」があります。

その特徴から「エッグワッフル」と呼ばれることもあります。 現に卵の生地を半球状に焼いているのが特徴です。

こうした「ワッフル」は香港で生まれた形状ということもあり「香港ケーキ」と呼ばれることもあります。 形状だけなら日本の「ベビーカステラ」にも似ていると言えるかもしれません。

サンドタイプのワッフルは日本発祥!?

日本には独自に進化した「ワッフル」があります。

例えば「ワッフル」でカスタードやジャムを挟むサンドタイプの「ワッフル」は日本が発祥ではないかと言われているそうです。 それだけでなく日本には棒状の「ワッフル」にチーズを入れた「チーズワッフル」もあります。

こうした日本独自の「チーズワッフル」などは「原宿ドッグ」などと呼ばれることもあるとか。

まとめ

「ワッフル」はベルギーのものが世界的に知られています。 ただ、実はその種類もたくさんあって国によって様々なアレンジが加えられているようです。

種類によっても特徴が異なるため、ひとえに「ワッフル」と言っても色々なものがあると言えるのではないでしょうか。

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