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発達を指摘された息子…ゆっくりでも成長していると感じたエピソード

  • 2024.4.25
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このお話は、著者・星河ばよ(@bayo_fantasy)さんが長男・タロくんの発達に悩み療育に通っていたころの体験談が描かれています。タロくんの就学がいよいよ間近に迫ってきました。ふと、保育園での普段の様子が気になった ばよさんは、タロくんの様子をこっそり見学します。すると保育士に話しかけられて…。『療育相談センターに通っていたときの話』をダイジェスト版でごらんください。

先生の言葉に救われた

3歳のとき、発達を指摘され、療育教室に通っているタロくん。あっという間に時間は過ぎ、就学が迫ってきました。

そんな中、ふと保育園での普段の様子が気になった ばよさん。保育園側へお願いをし、こっそり見学させてもらいました。すると、保育園の先生から、タロくんが頑張っている様子を聞くことができました。さらにお母さんという心のよりどころがあるからという、温かい言葉をかけてもらうことができました。

わが子の発達に悩む ばよさんにとって、まさに救いとなった言葉でした。改めて、ありのままのタロくんを受け入れようと心に刻みます。

そしていよいよ、就学相談会の日がやってきました。

就学相談会の様子とは?

就学を目前に控えたタロくんは、自治体で開催された就学相談会へ参加しました。教育委員会の人が子どもの様子を見て、通常級か支援級、どちらが望ましいかを判断してくれます。

そして、その結果は ばよさんが予想していた通りでした。ですが、いくら心がまえができていても、やはり現実を受け入れるのは難しいもので…。

わかってはいたけど、悩まずにはいられない

就学相談会へ参加した結果、支援級への進学が望ましいと判定されました。ばよさんも、心のどこかで覚悟はしていました。ですがいざ、決めなければいけないときが迫ってくると、簡単に答えは出せませんでした。自問自答を繰り返し、悩みぬいた結果、支援級への進学を決めます。

本作では、息子の発達に悩み、さまざまな場面で葛藤を繰り返した母の様子がていねいに描かれています。わが子に「発達の遅れがある」という診断結果がでても、簡単に受け入れることはできないものですね。時には、自分自身を責めてしまったこともあった ばよさん。子育てに自信をなくしてしまいそうでした。

ですが、療育相談センターへ電話をかけた日から、ばよさん親子は一歩ずつ着実に前進しました。やはり、専門の人に話を聞いてもらい、適切なサポートを受けることができる環境は大切ですね。改めて、わが子のために親ができることを、考えさせられる作品です。

著者:ももこ

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