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「やっと普通の家族だな」不妊治療を経て待望の妊娠⇒無神経すぎる発言をした叔父に、妻が痛快な一喝!

  • 2024.4.25
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結婚してからわが子を授かるまで、何年もかかった私たち夫婦。ちょうど親族の集まりがあったので、そこで妊娠報告をしたのですが……親族の1人から失礼な発言が飛び出したのです。

不妊治療の末の妊娠

私たち夫婦は、結婚してからなかなか子どもに恵まれませんでした。不妊治療をしても思うように結果が出ず……。何年もかかってようやくおなかに赤ちゃんがやってきてくれたのです。

2人で涙を流して喜び、ずっと赤ちゃんを楽しみにしてくれていた親族にも、妊娠を報告しようということになりました。

たったひと言で雰囲気が一変

ちょうど親族が集まる機会があったので、食事をしながら妊娠報告をすることにした私たち。親族はみんな、自分のことのように喜んでくれたのですが……。たった1人の発言で、空気が凍りついてしまいました。

高齢の叔父さんが「よかった、よかった。これでやっと普通の家族だな!」と言ってきたのです。そこには「子どもがいるのが当たり前」という古い価値観が透けて見えて、私はイラッとしてしまいました。

奥さんから痛快な一喝!

けれど、気まずくなったのは一瞬だけです。すぐにその叔父さんの奥さんが「ちょっと!なんてこと言うの!」とはっきり注意してくれたのです。その言葉で、叔父さんも失礼な発言だったと気づいたようで、「しまった!」という顔に。

「ちゃんとわかってくれる人もいる」と私たち夫婦は救われました。本人もきちんと謝罪してくれて、その後はみんなで楽しく食事をすることができたのです。

結局、わが子が生まれてから、その叔父さんは他の親族以上にかわいがってくれています。決して悪気があったわけではなく、昔の価値観をアップデートできないままだったのでしょう。

考えてみると、私が妊娠するまで「まだ子どもができないのか」というような失礼な発言はありませんでした。不妊治療中は気をつかって発言に気をつけてくれていたのかもしれません。一瞬イラッとしたものの、わだかまりなく解決でき、叔父さんの奥さんには感謝しかありません。

作画/ぐら子


著者:中越 美織


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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