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きなこのやわらかな甘味と、カリカリ食感がやみつきに。福井・大野『亀寿堂』の「けんけら」。

  • 2024.4.24

あんこときなこをこよなく愛する3人の目利きが選んだ、お取り寄せしてでも食べたくなるご当地おやつ。毎日ひとつずつ、合計66点の名品の数々を紹介します。

きなこのやわらかな甘味と、カリカリ食感がやみつきに。

名水の地・越前大野で明治中期に店を開き、現在4代目が営む。100年以上にわたり親しまれているこのお菓子は、きなこに砂糖と水飴を加えて練り上げ、最後に金ゴマを合わせてスライスし、クルンとねじった昔ながらのきなこ菓子。すべて手作業で時間をかけて作られており、添加物も一切不使用。ヘルシーなプラントベーススイーツとしても注目される。「パリパリぽりぽりとした食感で、ゴマの風味も香ばしく、きなこ好きにはたまりません」(畑)。 賞味期限は常温保存で90日。1袋50g¥310、1箱100g¥720。注文はFAXから。福井県大野市元町2‒1 0779‒66‒4417 FAX0779‒66‒2510 8:30~20:00 不定休

あんこときなこをこよなく愛する、目利き3名。

梅田なお実 Naomi Umeda 和菓子ライフプロデューサー・デザイナー

「毎日が和菓子日和」主宰。幼い頃、母のおはぎに魅せられて以来の筋金入りのあんこ好き。47都道府県のローカル和菓子を訪ね、その魅力を発信するイラストコラム執筆、和菓子と人をつなぐイベントプロデュースなどを行う。

高 由貴子 Yukiko Ko 和菓子ジャーナリスト

スタイリスト、編集者を経たのち、和菓子好きが高じてあんころりん名義で開設したブログが人気となり、『東京いとしの和菓子─あんころりんのおやつめぐり』(ソニー・マガジンズ)発売。至高のおやつは杵つきのつぶ餡豆大福。

畑 主税 Chikara Hata 『髙島屋』和菓子バイヤー

『髙島屋』全店の和菓子売り場を担当し、47都道府県の和菓子店に精通する敏腕バイヤー。名店の若旦那たちが集う恒例イベント「旅する和菓子」が『新宿髙島屋』で2024年2月15日(木)~19日(月)に開催された。きなこ愛も深し。

illustration : Tomoko Kuboi text : Yoko Fujimori (part of Hata), Yuko Saito (part of Ko), Mutsumi Hidaka (part of Umeda)
※掲載価格はすべて商品価格です。送料は原則的に別途必要になります。

 

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