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「え?どこにいるの?」授乳が終わって個室から出てみると、待ち受けいていたのは夫ではなく!?

  • 2024.4.24
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商業施設の授乳室を利用したときのことです。生後5カ月の娘に授乳したあと、夫が待っているはずのソファ席で待ち受けていたのは……!? たった5分の間に、2回も衝撃体験をするとは思いませんでした。わが家のダメパパエピソードをご紹介します。

用事の前に、お気に入りの授乳室へ

あれは、娘が生後5カ月ごろの出来事でした。おうち探しのため不動産で話を聞く予定だった私たち家族。約束の時間まで1時間弱あったため、今のうちに授乳しておこうと商業施設の3階にある授乳室に寄ることにしました。しかし、このあと私は二段階の衝撃体験をすることになるのです。それもたった5分の間に……。

そこの授乳室は比較的新しくきれいで、設備も整っており、私のお気に入りでした。鍵のかかる個室2つとおむつ交換台が3つ、そしてお子さんやご家族が過ごせるコの字型の大きなソファとテーブルがあり、授乳スペース以外は男性も入れるタイプの授乳室です。夫と2人でわちゃわちゃと娘のおむつ替えをしたあと、私は娘とスマホだけ持ち授乳スペースへ向かいました。

外で待っていたのは夫ではなく……

この日は休日にしては珍しく貸し切り状態だったので、ベビーカーと荷物番の夫はソファに座って待っているとのことでした。個室の中にもゆったりできる椅子と丸テーブルがあり、静かな環境で落ち着いて授乳ができました。「このあとしばらく飲めないからたくさん飲もうね〜」と10分ほどの授乳をし、娘を抱えて個室を出ました。隣の個室もまだ空いており、おむつ交換台にも人は見当たりません。本当に今日は空いてるな〜と思いながらソファに目を向けると、そこにいたのはなんと夫とはまったくの別人でした……!

ソファの真ん中でドカンとあぐらをかき、下のスーパーで買ったと思われるお弁当をガツガツと食べている初老の男性。授乳室に似つかわしくない男性を見た私は、なぜか軽く会釈をしてしまうほどにプチパニックになり、足早に外に出ました。

授乳室の外にも夫の姿はなく、心臓をバクバクさせながら電話をかけると、同じフロアの本屋にいると言うので急いで向かいました。本屋の表に出てきてくれていた夫に駆け寄り、「なんで中で待っててくれなかったの!? 今ね、授乳室で明らかに子連れじゃないおじさんがごはん食べててね、めっちゃ怖くて……」と興奮気味に話す私に夫が衝撃のひと言を放ったのです。

夫の「ダメパパ行動」に呆れた!

夫「あ、やっぱりあの人子連れじゃなかったよね?」

私「え? おじさんが授乳室にいること知ってたの?」

夫「そうそう、そのおじさんがあとから入ってきてさ、明らかに不審だったから本屋に逃げてたんだよ」

私「は!? 娘と妻がまだ中にいるのに? お店の人に報告するとかもなく? ただ自分だけ逃げたの? ありえないんですけど!!」

授乳室を不正使用していたおじさんにもですが、それよりもなによりも夫の「ダメパパ行動」に衝撃を受けたのでした。

その後、本屋の店員さんに状況を伝えて、警備の方に授乳室を見に行ってもらいました。反感を買うのも怖いので私たちは撤退。今回は幸い鍵のかかる個室で、おじさんもごはんを食べることが目的のようだったので危害はなかったのですが、本当に怖かったです。本来安心して授乳やおむつ替えができる空間ですが、ルールを守れない人もいるんですね。娘と自分を守れるのは夫ではなく自分だけだと確信した体験だったので、今後はより気をつけようと思いました。


この体験から授乳室も絶対安全ではないと学んだため、鍵あり個室の授乳室以外は使わなくなりました。あと、夫に期待をしすぎないようになりました(笑)!

イラストレーター/ライコミ


著者:ずんちゃんママ

無痛分娩で出産した1児の母。娘と夫と3人暮らし。


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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