最低このお金だけは貯めて！大人女子が独身のうちに準備したい費用【マネー連載】

「家計管理ってどうすればいい？」「お金ってどうやって増やせる?」etc.読者から寄せられた疑問、不安をもとに、お金に関するアレコレにプロが答えてくれるマネー連載。

人生の選択によって必要なお金は変わりますが、今回は結婚&出産を考えている大人女子が準備しておきたい費用について解説！

病気やけがで入院したときの治療費や休職中の生活費、転職活動中の生活費、引っ越し費用など、大きな出費や一時的に収入が途絶えたときのために最優先で確保して。最低でも生活費の3〜6カ月分、1年分以上あると安心です。

結婚式など人によって異なる費用は、自分の理想をもとに調べてみることが大事。ちなみに「ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ」によると、挙式、披露宴・ウエディングパーティー総額平均は327.1万円となっています。

出産時に健康保険から支給される出産育児一時金は50万円。厚生労働省の「出産育児一時金について」によると出産費用の全国平均は約45.4万円。差額室料など除いた金額なので、環境の充実を望むなら+αの備えが必要。

産後、収入を生活費や貯蓄にあてると、独身時代に比べて自由に使えるお金が減ることがほとんど。子育て、家事、仕事とハードな日々のリフレッシュに使える〝自分のお金〟を確保しておいて。心の余裕につながるはず。

教えてくれたのは

（株）Money＆You取締役ファイナンシャルプランナー

高山一恵さん

結婚、出産など多くの転機が訪れる女性にこそお金の知識が必要と、女性目線のマネー事情をわかりやすく発信。豊富な知識をもとに、講演や執筆、マネー相談を行う。顧客にはアラサー女子も多数！「美人百花」本誌にて、「賢く生きるレディのためのマネーサロン」を連載中。

掲載：美人百花2024年1月号「賢く生きるレディのためのマネーサロン」

監修/高山一恵取材・文/鹿志村杏子再構成/美人百花.com編集部