【豚ひき肉とねぎ炒めの作り方】 冷めても絶品！こしょうで豚肉の甘さが引き立てて：レシピ・ウー・ウェンさん

ウー・ウェンさんの料理の礎になっているのは、医食同源の知恵。自分や家族のことを思い、研ぎ澄まされたレシピには、体にやさしく、すこやかに生きるためのヒントがいっぱいです。今回、スパイスの中でウーさんが一番よく使うという、身近なスパイス、こしょうをきかせたレシピを教えていただきました。

豚ひき肉とねぎ炒め

豚肉の甘味が際立つ、冷えてもおいしい絶品おかず。
最後にねぎを炒めることで、ねぎの香りが立ち上がります。

●材料（2人分）
豚ひき肉…150g
長ねぎ（青い部分を多めに使う）…10cm分（みじん切り）
白こしょう（粒をつぶす、または粗挽き）…15粒
酒…大さじ1
醤油…大さじ1
油（太白ごま油）…大さじ1/2

●作り方
①フライパンに油、豚ひき肉を入れて火にかけ、中弱火で肉の色が変わるまでじっくり炒める。

②酒、白こしょうを入れて炒め合わせる。 香りが立ったら、醤油を入れて全体に絡め、火を中強火にして水分を飛ばす。

③長ねぎを散らし、さっと炒め合わせる。

粗挽きは、めん棒で叩けばOK！

2つ折りにしたクッキングペーパーに、粒をおく。ペーパーで蓋をするようにさらに半分に折り、綿棒で3～5回ほど叩いて好みの粗さにつぶす。つぶしたては特徴が強まり、粗さのばらつきが味に変化をもたらします。

このレシピを教えてくれたのは

ウー・ウェンさん

料理家、ウー・ウェン クッキングサロン主宰。母から受け継いだ小麦粉料理が評判となり料理の道へ。素材を生かしたシンプルなレシピが人気。最新刊に『ウー・ウェンの蒸しもの お粥』（高橋書店）

cooking：Wu Wen photograph：Yumiko Miyahama styling：Makiko Iwasaki text：Riho Abe

リンネル2024年4月号より
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