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エディ・スリマンの秘蔵っ子! パリコレ常連の日本人モデル、23歳の小田鈴音が語るランウェイへの情熱

  • 2024.4.23
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ELLEgirlの世界観を編集部と共に発信しながら、ファッションやビューティなど多様なジャンルでガール世代をエンパワーするELLEgirl UNI(エル・ガール ユニ)。今年20年目を迎えるエル・ガールは、周年を記念して編集部がこれまで伝えきれなかったELLEgirl UNIの魅力を余すことなく紹介する企画をスタート。今回は、パリコレでも活躍する注目モデル・小田鈴音さんにインタビュー!

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パリ、ロンドン、NY……海外ファッションウィークで大活躍中!

「セリーヌ」のランウェイには何度も出演! エディ・スリマンとの親交も

コンプレックスだった179㎝の長身を生かしてランウェイモデルに

すらっと美脚に目が釘付け! スタイル維持の秘訣は?

世界で通用する、ハイレベルな英語力の持ち主

1年の半分以上は海外暮らし。海外生活をサバイブするコツは?

私服はガーリー派! ヴィンテージショップ巡りが趣味

長くモデルを続けることが目標

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【1】パリ、ロンドン、NY……海外ファッションウィークで大活躍中!

「コレクションをチェックしていたときに、ランウェイでひときわ輝く鈴音さんを発見。フレッシュなルックスと堂々としたウォーキングに目を奪われ、ELLEgirl UNIにスカウトしました」(コンテンツマネージャーAI)

SUZUNE:パリコレに初めて参加したのは2022年2月。ありがたいことに「ミュウミュウ」「クロエ」「ザ・ロウ」の3ブランドでランウェイを歩かせてもらいました。それと同時にパリコレの洗礼も受けましたね。実は3ブランド以外にもショーに出ることが決まっていたのですが、フィッティングをしてリハにも参加して、あなたは出演決定と言われていたのに、前日の夜にキャンセルされて。パリコレはギリギリまで何が起こるか分からないと聞いていましたが、さすがにショックでベッドの上で大号泣しました。でも泣いている途中にマネージャーから電話がかかってきて、 明日フィッティングの予定が入ったよと告げられ、翌日参加したら運良く合格。そんな繰り返しで、なんやかんや幸せなファッションウィークデビューを飾ることができました。

パリ以外のコレクションにも参加していますが、都市によって求められるものは違いますね。パリではフレッシュで若いモデルが、ロンドンだとちょっと奇抜なタイプが好まれたり。 なのでキャスティングの時も、それに合わせて挑むようにしています。パリでのオーディションは、ジーンズと自分に似合う色のタンクトップとか、シンプルな服装で参加することが多いかな。ロンドンではとにかく自分の好きなファッションスタイルで。ちなみに、冬のニューヨークはそんなことを考えていられないほど寒いんです! マイナス13℃の中、1日5本キャスティングを受けないといけない日があって、本当にしんどかった(笑)

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【2】「セリーヌ」のランウェイには何度も出演! エディ・スリマンとの親交も

「『セリーヌ』のクリエイティブ・ディレクター、エディ・スリマンからも信頼を寄せられている鈴音さん。妥協のないプロフェッショナルな仕事ぶりと、穏やかで優しい素顔のギャップが、エディをはじめ多くの業界人から愛される秘訣かも」(ファッションエディターNAOKO)

SUZUNE:海外コレクションに挑戦するようになって、最初に受けたのが「セリーヌ」のキャスティングでした。しかも場所が南フランスのニース。前日にチケットが送られてきて、パリから日帰りでニースに行くことになり、初めてのことだらけでドキドキでしたね。会場にはクリエイティブ・ディレクターのエディ・スリマンがいて、本人の前を歩きました。そこでランウェイモデルに採用されてから、「セリーヌ」ではさまざまなショーで歩かせていただき、インハウスモデルとして撮影に参加することも多いです。

エディは、会うたびに親切に接してくれるジェントルマン。モデルに近い存在でいてくれて、撮影の時は一緒にランチを食べるくらい! 彼との思い出で最も印象的なのは、LAでのショーです。アメリカのビザは取得するのが大変なのですが、エディがどうしても私をショーに出したいと言ってくれて、なんとビザのための書類や手紙を直筆で書いてくれました。そのおかげで無事にショーに出演できたのですが、私にとっては初めてのアメリカで、しかもランウェイでは4着の早着替えという難易度の高いミッションもあり、ずっと緊張状態でした。アフターパーティーでエディに会った時に、向こうから「鈴音、君は本当によくやった。ありがとう」って言ってハグしてくれて。その夜は自分が誇らしかったし、エディ、そして「セリーヌ」に感謝の気持ちでいっぱいでした。

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【3】コンプレックスだった179㎝の長身を生かしてランウェイモデルに

「骨格まで美しい、天性のランウェイモデル! 初めてお会いした時そのスタイルに圧倒されたのを覚えています」(ビューティエディターNAOYUKI)

SUZUNE:16歳の時、母に勧められてモデルを始めたのですが、撮影があまり好きじゃなかったんです。自分のコンポジット作りのために何度か撮影しましたが、自信もないし撮られることを楽しいと思えなくて……。だけどある日「シャネル」のショーをYouTubeで見て、この仕事なら面白いかも、好きになれそうかもと思って。そこでランウェイモデルの身長や体重、スリーサイズを調べてみたら、 私の体型に近かったんです。もしかしたら179㎝の身長を生かせるかもと思ってランウェイモデルを目指し始めました。

モデルとひとくちに言っても、いろんな仕事があると思うんですよね。それこそショーに向いてる人もいるし、ビューティー系が合う人、奇抜なファッションが似合う人、本当にさまざま。だから、自分にマッチするものを探してそれに一生懸命向き合うことが大事だなと思います。

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【4】すらっと美脚に目が釘付け! スタイル維持の秘訣は?

「もともとスタイル抜群な鈴音さんですが、自分に合ったボディケア方法を常に研究、実践している努力家。きゅっと引き締まった美脚はまさにその賜物だと思います」(ビューティエディターNAOYUKI)

SUZUNE:スカートを履くのが好きなので、脚のケアには特に力を入れています。小学2年生から中学2年生までクラシックバレエを続けていたこともあって、お風呂上がりのストレッチが習慣化しているのと、筋膜リリースや足のマッサージ、半身浴も欠かさず行っていますね。 スタイル維持に運動を取り入れるモデルさんも多いですが、私はあまりやらない、というか運動できないタイプ(笑) その分よく歩くことを意識しています。1日1万歩は歩いてるかな。

あと、結構むくみやすい体質なんですよ。なので、食事に関しては塩分を摂りすぎないように気を付けています。お酒も好きなんですけど、お酒は1番むくみますよね。塩辛をつまみにお酒を飲んだ日なんて、もうすごいことに(笑)。ファッションウィーク中は塩分とお酒を控えつつ、朝昼にしっかり食事をとって、夜はあまり食べないようにしています。

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【5】世界で通用する、ハイレベルな英語力の持ち主

「海外の仕事ではすべて英語でコミュニケーションをとっている鈴音さん。なんと留学経験はなく、日本で英語をコツコツ学んだそう。海外を目指すガールはぜひ彼女の経験談を参考にして!」(ファッションエディターNAOKO)

SUZUNE:高校生の時から海外に行きたいと思っていて、3年間英語に特化したクラスで授業を受けていました。1日7時間の授業の中で、4~5時間は英語のクラス。それに加えてフランス語も少しだけ勉強していました。そこで土台を作って、高校卒業後は英会話教室に通うように。ちょうどその頃コロナ禍でお仕事が少ない時期だったので、とりあえず勉強しないと……!という思いで、週3回のペースで英会話レッスンを受けていました。

その後はお仕事で海外に行けるようになったのですが、やっぱり現地で直接コミュニケーション取ってからの方が成長スピードが早かったですね。話し方も流暢になって、発音もかなり良くなってきたと感じています。英語は上達したのですが、まだフランス語は喋ることができなくて。でも相手が何を言っているかは理解できるので、それに返答できないのが余計悔しいです。今後はフランス語もちゃんと勉強したいなと思っています。

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【6】1年の半分以上は海外暮らし。海外生活をサバイブするコツは?

「パリ、NY、ミラノ、上海など様々な都市を飛び回っている鈴音さんはまさに海外暮らしのプロ! 海外の最新おしゃれスポットもよく教えてくれます」(ジュニアエディターAKI)

SUZUNE:パリから帰ってきても、日本には2~3週間しかいられず、すぐに別の国に向かうようなスケジュールなので、デビューして1年くらいはホームシックにかかっていましたね。そんななか、ある撮影でアフリカから来たモデルと一緒になったんです。お互い寂しいよね、国に帰りたいよねって話になって。するとその子が「私の国は遠くて頻繁に帰れないから、仕事で会う人のことを自分の家族や親だと思って接してる。そうしたら、相手も自分に寄り添ってくれるようになるよ」って教えてくれて。それに感銘を受けて私も実践してみたら、心から通じ合える友達や、家族のように良くしてくれる人が周りに増えました。彼女の言葉に救われた部分はかなり大きかったです。

とはいえ海外生活はハッピーなことばかりではないですし、トラブルもつきもの。日本で暮らしていたら想像もつかないようなことが起きるので、油断は大敵です! ロンドン滞在中、スマホをポケットに閉まって鞄の中のものを取ろうと思ったら、その瞬間にスマホを盗まれてしまって。まさか一瞬で奪われるなんて思いもしないじゃないですか。気を抜いちゃってた……と少し反省しましたが、後ろからその人を追いかけて、取り返しました。そんなタフさが海外生活で身につきましたね(笑)。

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【7】私服はガーリー派! ヴィンテージショップ巡りが趣味

「私服では甘めなヴィンテージミックスコーデが定番の鈴音さん。ファッションの最前線であるコレクションで活躍しているだけあって、私服でも常にトレンドを先取りしている印象です」(ファッションエディターNAOKO)

SUZUNE:私自身はガーリーなテイストが好き。レースやフリルなど甘めのディティールにレザージャケットなどを合わせた甘辛MIXな私服が定番です。あまりブランドにこだわりはなくて、ヴィンテージや古着で良いと思ったアイテムを買うようにしています。パリだとマレ地区のヴィンテージショップ巡りをすることが多いですね。日本にいるときは、東京ではなく、奈良あたりの地方の古着屋でお買い物しています。価格設定がリーズナブルなのも魅力的ですし、東京に比べて古着好き人口が少ないこともあって、良いアイテムが沢山眠っていたりするんです。

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【8】長くモデルを続けることが目標

「普段は京都弁が印象的なおっとりガールですが、仕事になると超ストイック! モデル業に並々ならぬ情熱を持っている鈴音さんを、これからも編集部一同応援したいです」(コンテンツマネージャーAI)

SUZUNE:「将来こういうモデルになりたい」という理想像はなくて、このお仕事をできる限り長く続けることが私の目標です。モデルって、時代によって求められるものが変わると思うんです。だから、今与えられている仕事ひとつひとつにきちんと向き合っていれば、自然と求められるモデルになれるんじゃないかなと。大好きなモデル業をずっと続けるために、目の前の仕事を一生懸命やるのみですね。

小田鈴音/2001年生まれ、京都府出身。2022年、パリコレデビュー。「セリーヌ」や「ランバン」などメゾンブランドのコレクション等へも毎シーズン出演し、日本を代表するモデルの1人として活躍。日本のUnknown Model Managementに所属し、NYのKollektiv MgmtやパリのSilentなどの大手エージェンシーと契約をしている。

問い合わせ先

セリーヌ ジャパン tel. 03-5414-1401

Photo : KYOHEI NAGANO/TRON Styling : SHO FURUKAWA Hair&Makeup:MOE HIKIDA

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