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「モラハラ加害者」は妻と夫のどっち?行き違う主張、離婚協議でのスカッと逆転劇

  • 2024.4.23

このお話は、妊娠・出産をきっかけに夫のモラハラに苦しめられた妻の姿と、モラハラ発言だと気づいていない夫の姿の、両方からの視点で描かれています。ついに離婚を決意した2人。ですが、言い出したのは意外にもモラハラ加害者である夫でした。さらに、夫は妻から慰謝料を取れると思い込んでいて…。著者・はるのコタン(@haruno_kotane)さんによる漫画作品『嫁失格なので訴えます!』をダイジェスト版でごらんください。

自分に都合のいいように切り取った夫の主張

妻・ヨシエが妊娠したのを機に、モラハラ発言が目立つようになった夫。出産のこと、育児のことで意見が合いません。常に「自分が正しい」と思い込んでいる夫・シンジは、自分のほうから離婚を言い出します。さらに、精神的な苦痛を受けたと主張し、慰謝料を請求。

お互いの弁護士をたてて、離婚の話し合いが行われました。すると、序盤でシンジが都合のいい部分だけ弁護士さんに伝えていたことが判明。原因はシンジのほうにあることが、客観的に証明されたのです。

シンジについていた弁護士さんも、言葉を失います。

夫の弁護士があきれるほどの真実

日記も音声データも、自分の都合のいいように切り抜いて、弁護士に相談していたシンジ。シンジ側の弁護士は、あきれ果てています。

そして、最後にもう1つ、妻は重大な証拠を突き付けます。それは夫が職場で女性に対し、一方的に言い寄っていたという情報でした。

慰謝料を支払うべきは夫

実は、シンジは会社にインターンで入ってきた女子大生に対して、つきまとい行為を繰り返していました。さらに、女子大生が相手にしてくれないとわかると、今度は攻撃をし始めます。もう、目も当てられません…。当然、会社の上司と人事から厳しい処分が下り、左遷されることが決まります。

当初、慰謝料を請求していた夫でしたが、モラハラの証拠はねつ造されたものでした。逆に、夫側がモラハラ加害者であることが証明されてしまったのです。このあと、無事に離婚が成立。そして、慰謝料を支払うのはシンジとなり、子どもの養育費を含めて、かなりの額を支払うことが決定しました。

まさか、モラハラの証拠を切り取り、自分の都合のいいように弁護士に相談していたなんて…。信じられませんが、モラハラ夫は自分が正しいと思い込み、うまくいかないのは周囲のせいだと思い込んでいたのかもしれません。

晴れてモラハラ夫から解放されたヨシエさん。自由で幸せな未来が待っていることを願わずにはいられないエピソードでした。

著者:ももこ

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