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苦しさを一人抱えるうつ病の夫。しかし、残る休職期間は1ヶ月を切ってしまっていた

  • 2024.4.22
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夫の苦しみを聞いて… (C)彩原ゆず/KADOKAWA
夫の苦しみを聞いて… (C)彩原ゆず/KADOKAWA

子煩悩で穏やか、とても優しかった夫が躁うつに。3年間の闘病生活は、妻の心にも影響を与えて…。

夫・ユウタさんの誰に対しても物腰柔らかで真面目な部分、そして何より優しいところに惹かれて結婚したという、漫画家の彩原ゆずさん。ふたりはどんなときも互いに支え合って毎日を送っていましたが、平穏な生活がある時大きく変化します。

仕事が忙しく、家に帰ってからも夜遅くまで残った仕事をするような落ち着かない生活が続き、ユウタさんは双極性障害(うつ病とともに、ある期間続く気分の変調により、苦痛を感じたり社会生活に支障を来す気分障害とされています※「厚生労働省 e-ヘルスネット」より)を発症。彼に寄り添い、支えようと奮闘しますが、いつしか妻であるゆずさんも心を病んでいき…。

夫婦で病と闘う日々を乗り越えていく実話。あなたがゆずさんと同じ立場だったとしたら、どうしますか?

平凡な我が家に訪れた波乱の日々 (C)彩原ゆず/KADOKAWA
平凡な我が家に訪れた波乱の日々 (C)彩原ゆず/KADOKAWA

※本記事は彩原ゆず著の書籍『夫婦で心を病みました 優しい夫が双極性障害を発症したあの日から』から一部抜粋・編集しました。

夫の休職が残り1ヶ月近くになった頃 (C)彩原ゆず/KADOKAWA
夫の休職が残り1ヶ月近くになった頃 (C)彩原ゆず/KADOKAWA
そんな苦しさを今まで一人で抱えていたの? (C)彩原ゆず/KADOKAWA
そんな苦しさを今まで一人で抱えていたの? (C)彩原ゆず/KADOKAWA
今まで以上に夫の様子に注意するようになった (C)彩原ゆず/KADOKAWA
今まで以上に夫の様子に注意するようになった (C)彩原ゆず/KADOKAWA
一人で考えていても不安になるだけだ (C)彩原ゆず/KADOKAWA
一人で考えていても不安になるだけだ (C)彩原ゆず/KADOKAWA
直接義母と話そうということになり (C)彩原ゆず/KADOKAWA
直接義母と話そうということになり (C)彩原ゆず/KADOKAWA
夫は残りの休職期間を実家で過ごすことにした (C)彩原ゆず/KADOKAWA
夫は残りの休職期間を実家で過ごすことにした (C)彩原ゆず/KADOKAWA
私達待ってるから (C)彩原ゆず/KADOKAWA
私達待ってるから (C)彩原ゆず/KADOKAWA
ずっと見たかった光景 (C)彩原ゆず/KADOKAWA
ずっと見たかった光景 (C)彩原ゆず/KADOKAWA

「厚生労働省 e-ヘルスネット」によると、双極性障害について、

『原因は、明らかになっていません。治療は、薬物療法が確立されており、服薬している限り症状は軽く抑えられ、再発を防止できます。ただし、躁状態の場合、患者は病気であることの自覚が乏しく、治療につながるまでに時間がかかることがあります。』とのこと。

周囲の人も日頃の様子や気分の波を見守り、躁状態に気づくことが重要とのことですが、サポートする人の心のケアも必要だと思わされます。

著=彩原ゆず/『夫婦で心を病みました 優しい夫が双極性障害を発症したあの日から』

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