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「毒親じゃなかった」19歳で母を亡くした女性が無償の愛に気づいた話

  • 2024.4.22
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子どもを育てて初めてわかる親のありがたさ。感じたことがある方はいるのではないでしょうか。この記事で紹介する漫画は、ある1児の母(仮名・かなこさん)が体験したエピソード。亡き母は生前厳しい人で、かなこさんは過干渉だと感じていたといいます。そんなかなこさんは今、10年以上の時をへて、母親から注がれていた愛情を、しみじみ感じているそう。天国の母に今の思いを伝えるストーリーをご紹介します。

過干渉に思えた母の言動

学生時代のかなこさんは、母の心配性を「過干渉」と感じ、息苦しく思う日々を送っていました。

「帰りが遅くなったら母の過剰な心配が始まる」そう思い、かなこさんは友達からの誘いも断っていた学生時代。徐々に反発する気持ちが強まり、学生時代は母に対して厳しい言葉をかけてしまうこともあったといいます。

そんな中、かなこさんがあと3日で20歳というときに母が他界。病気であることをギリギリまで家族に知らせず、あっという間に逝ってしまった母に対し、かなこさんは深い罪悪感にさいなまれます。

それから10数年。子どもを授かり、育児をしているかなこさんは当時を振り返ります。

突然の母の死、親になってわかったこと

母親が亡くなった日に「ごめんね」を繰り返したというかなこさん。本当は親の愛情を十分に感じていたのかもしれません。

母は突然天国へ行ってしまい、本当の気持ちは最後まで伝えられなかったといいますが、自分も母親になったことで、当時の母の愛情を心の底から理解することができたようです。

子どものころには当たり前すぎて見落としてしまうことがある母の愛情。振り返ってみると自分のためにさまざまなことをしてくれたことを思い出しませんか。かなこさんも、心の中で多くのエピソードを振り返っていたのでしょう。

母がいてくれたから今がある

「人のために何かをしたい!」という母親の気持ちを理解していたかなこさん。現在は自分もその優しい気持ちを引き継ぎたいと、育児や仕事などに取り組んでいるといいます。

家族からの愛情を振り返ると、今の自分に多くのことを残してくれていることがわかりますね。かなこさんにとって思いやりのある母の背中は、自分の目標になっているのかもしれません。家族のつながりや愛情について、改めて見つめ直したくなる作品です。

イラスト:葉-YOU-
原案:summersnow

著者:ママリ編集部

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