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春の味覚を楽しむ「鶏むね肉と新たけのこの土佐煮」レシピ

  • 2024.4.22
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「鶏肉」を使った料理が得意な筋肉料理人さんのフーディストノート公式連載。今回は、鶏むね肉と新たけのこを組み合わせた土佐煮の作り方を教えていただきます。新たけのことかつおぶしの風味が立って春を感じる味わい。ぜひ作ってみてくださいね!

こんにちは、筋肉料理人です。

今日は春らしいおかず「鶏むね肉と新たけのこの土佐煮」を紹介させていただきます。

土佐煮はかつおぶしの風味をきかせたしょうゆ味の煮物のことで、今日は鶏むね肉と新たけのこの水煮を使って作ります。

たけのこの旬は3月から5月にかけてで、こちら九州では今がまさに旬です。旬の新たけのこは香りがよく、下ゆでしてるときから食欲をそそります。今が旬なので生の新たけのこもありますが、今回は新たけのこの水煮をいただいたので、水煮の状態から作ります。レシピには新たけのこの水煮と書いていますが、普通のたけのこの水煮でも作れます。

生のたけのこを使う場合は、たっぷりのお湯で下ゆでしてから使ってください。下ゆでは竹串がすっと刺さるまで煮ます。煮汁に少量のぬかを入れますが、ぬかがないときは生米を少し入れればいいし、なしでもたっぷりのお湯で煮れば大丈夫です。

「鶏むね肉と新たけのこの土佐煮」レシピ

調理時間

30分(冷ます時間を除く)

分量

4~5人分

材料

鶏むね肉…1枚(300g)

新たけのこ水煮…600g

かつおぶし…小パック3(6g)

サラダ油…小さじ1

A 片栗粉、日本酒…各大さじ1

A 鶏がらスープの素、しょうゆ、おろししょうが…各小さじ1/2

B 水…300ml

B かつおだしの素…小さじ1/2

※水300mlとかつおだしの素の代わりに、和風出汁300mlでもOKです

B しょうゆ、みりん、日本酒…各大さじ3

B 砂糖…大さじ2~3(お好みで)

作り方

1. たけのこ水煮は一口大に切ります。穂先の方はくし形に切り、根元の方は厚さ1cmくらいの半月もしくはいちょう切りにします。

2. 鶏むね肉は厚さ1cmの一口大切り、ポリ袋に入れてAを加えてもみ込みます。

※鶏むね肉に片栗粉と日本酒をもみ込むことで、加熱しても固くなりにくいです

3. フライパンにサラダ油をひいて強めの中火にかけ、2の鶏むね肉を皮目を下にして広げて入れます。焼き目がついたら返し、反対側にも焼き目をつけます。

4. 焼き目がついたらBと切った新たけのこを入れます。沸騰したら、不織布(リードクッキングペーパー等)かアルミホイルで落し蓋をし、軽く煮立つ火加減で15分煮ます。途中、煮汁をすくって具材にかけます。

5. 15分煮たら火を消します。すぐに食べてもいいですが、15~30分置いて粗熱を取った方がおいしいです。

※最後は下の画像くらいに煮汁を煮詰めてください

6. かつおぶしは耐熱ボウルに入れ、10秒単位で3~4回加熱して水分を飛ばします。

7. 「鶏むね肉と新たけのこの土佐煮」を皿に盛り付け、かつおぶしをかけます。このとき、かつおぶしをザルに入れ、ザルにこすりつけるようすると、かつおぶしがいい感じに粗めの粉末になり、仕上がりがよくなります。

「鶏むね肉と新たけのこの土佐煮」の完成です!

鶏むね肉は下処理したのでやわらかジューシー、新たけのことかつおぶしの風味が入っておいしいです。新たけのこは、それ自体の香りが新鮮で、そこにかつおぶしの風味が合わさっておいしく、春を感じる味でした。

このレシピだと作りたては味が薄く感じますが、粗熱が取れると味が入って丁度よく感じます。薄めの味なので新たけのこやかつおぶしの風味を感じやすいです。「鶏むね肉と新たけのこの土佐煮」をぜひお試しください。

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