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懇親会がきっかけで「嫌われたと思って」ママ友との間に誤解…

  • 2024.4.22

今回ご紹介する作品は、感染症流行期に卒園を迎えた星田つまみ(@hoshi.da)さんのエピソード。人との接触は最小限にしていた時期だからこそ起きてしまった、ママ同士のすれ違い。一体なにがあったのでしょうか?実話を基にしたエッセー『知らないうちに保育園の親たちが懇親会を催していた話』をご紹介します。

誘いすら受けなかった「保育園の懇親会」

星田つまみさんは間もなく長男にぃくんの卒園式を迎えます。それと同時にじわじわと感染症が流行りはじめ、ママ同士の接触も減っていました。

卒園式のあと、星田つまみさんはあるSNSの投稿をみて大きなショックを受けます。なんと、自分の知らないところで大々的な懇親会が行われていたのでした…。誘われもしなかった星田さん。ママ友同士のトラブルがあったわけでもないのに、一体なぜ懇親会に出られなかったのでしょうか。

人間関係が希薄になっていたせい?

感染症流行期になり、外出時のマスクや、人との接触の制限が行われていたころ。子どもたちの生活スタイルも大きく変わり、ストレスを感じた人もいるのではないでしょうか。

星田つまみさんも、卒園を前に親しいママ友と簡単なあいさつ程度しか交わせない日々が続いていました。そんな中の卒園式、久々に会うと少し緊張してしまいますよね。星田さんもママ友との間になんとなく距離を感じたそうです。

さらに、なぜか星田さんだけが知らないような話題をコソコソと話すママたち。異様な状況に驚きつつ「何の話?」と聞くことはできなかったといいます。そして極めつけが「自分だけが知らないような懇親会」…。果たしてこの状況は、星田さんのまわりの人間関係が希薄になってしまったことが原因なのでしょうか?

人間関係にも大きな影響を及ぼしたコロナ

後日、星田さんは自宅で懇親会幹事のママからの手紙を発見。なんと、息子・にぃくんが手紙をママに渡すのを忘れたまま、くちゃくちゃにして部屋に放り出してしまったのです。感染症の時期でなければ口頭で懇親会の話も出たのでしょうが、会話が減っていた時期だからこそのすれ違いだったのかもしれません。

こういった事態に大勢が集まることをよく思わない人もいると思うと、幹事のママが星田さんに「嫌われた」と錯覚してしまうのもわかる気がしますよね。

園生活でたまにある、ママ同士の認識違いやすれ違いによる誤解。こうした事態をふせぐためにも、お知らせにはこまめに目を通したり、わからないことはそのままにせず確認したりすることを大切にしたいものですね。

著者:ゆずプー

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