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「お願いがある」猫への愛が破局の一因に?保護猫活動に熱心な彼女と別れた理由は…

  • 2024.4.21
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僕が過去に3年ほどお付き合いした女性は、とても猫が好きな人でした。お互いに猫好きということもあり、すぐに意気投合した僕たち。ところが、彼女が保護猫活動にのめりこむようになってから、次第に関係がギクシャクしてしまって……。

猫好きのやさしい彼女

彼女との出会いは、友人からの紹介でした。最初に食事をした際、お互いに猫好きだということがわかってすぐに意気投合し、お付き合いする流れに。そして、彼女の家に初めて遊びに行ったときのことです。彼女が飼い猫をかわいがる姿を見て、僕の心まで癒されたことを覚えています。

彼女の夢は、保護猫活動を通じて1匹でも多くの猫を幸せにすることだと聞き、なんて心のやさしい人だと感動し、この人となら結婚してもうまくやっていけると確信した僕。結婚を前提にお付き合いすることを心の中で決意しました。

保護猫活動に熱中するあまり…

お付き合いを始めて数カ月後、彼女はボランティアで保護猫活動を始めました。最初は野良猫を保護し、避妊や去勢手術をしてリリースするお手伝いをしていました。ところがしばらく経つと、手術費用を自腹で捻出し、保護猫も彼女の家で預かるように。彼女が保護した猫の数がどんどん増えていきました。

そしてついに、彼女は「あなたの家でも保護猫を預かってほしい」と言い出したのです。

僕はひとり暮らしの社会人で、残念ながら猫をお世話できる環境にありません。彼女の活動を理解しているつもりですが、手伝うのには限界があります。そのため、申し訳ないけれど保護猫を預かることはできないと正直に伝えたところ、彼女はとてもショックを受けたようでした。

その後もしばらくは彼女とお付き合いをしていましたが、次第に彼女の態度がよそよそしくなり、最後にはついに彼女から別れ話を切り出されてしまいました。

別れた今も、彼女の猫に対するやさしさを尊敬しています。人としてとても素晴らしい人だと思っていますが、そんな彼女のやさしさを僕は受け止めることができませんでした。心の中で、猫に向ける愛情のほんの一部でもいいから、もっと僕に愛情を向けてほしいと思っていたのかもしれません。

友人の話では、今でも彼女は熱心に保護猫活動を続けているとのことで、これからも頑張ってほしいですし、僕よりも包容力のある人と一緒になって、幸せになってほしいと願っています。

著者/匿名
イラスト/もふたむ

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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