彼らの友情に憧れた！ 世界中を虜にした爆笑シットコムの人気は健在

ジェニファー・アニストンらが出演した大人気ドラマ『フレンズ』

新たな出会いに期待がふくらむ春、素敵な友情が芽生えることを願って楽しみたいドラマがこちら、ずばり『フレンズ』だ。マンハッタンを舞台に若い男女6人の友情、恋、結婚などを描いたシットコム（シチュエーション・コメディ）の名作で、1994年～2004年のシーズンまで10年にわたってアメリカで放送されて世界的に大ヒット。放送終了から20年経ってもなお根強い人気を誇り、Hulu週間ランキング＜海外ドラマ＞部門でも常連作だ。

記念すべきシーズン1の第1話は、“セントラル・パーク”カフェで、モニカ、ジョーイ、チャンドラー、フィービーの4人が下ネタ満載のおしゃべりをしているところから始まる。モニカの兄もやってきて、愛妻がレズビアンに目覚めたと嘆いているところ、ウェディングドレス姿のレイチェルが店に飛び込んできた。レイチェルはモニカの高校時代の友人で、挙式をドタキャンしてきたのだった！

男女6人の個性的なキャラクターと仲の良さが魅力

男女６人の賑やかなやりとりが楽しくて大笑いできるうえ、彼らの友情や恋にじーんとすることも多い本作。お嬢様育ちでわがままなレイチェル（ジェニファー・アニストン）、負けず嫌いで潔癖症のモニカ（コートニー・コックス・アークエット）、スピリチュアル好きで苦労人のフィービー（リサ・クドロー）、売れない俳優のジョーイ（マット・ルブランク）、 皮肉屋でジョーク好きのチャンドラー（マシュー・ペリー）、真面目な学者で実は高校時代からレイチェルを好きだったロス（デビッド・シュワイマー）と、6人のキャラクターがそれぞれ個性的で愛嬌があるのも魅力だ。そして、キャストたちの仲の良さが伝わってきて、それもまた和やかな気分で見られる理由のひとつだろう。

ブラピがゲスト出演も！ 当時はジェニファーと結婚中

本作でジェニファー・アニストンが大ブレイクしたが、シーズン8の第9話には当時ジェニファーと結婚していたブラッド・ピットがゲストで登場。ロスの高校時代の友人で元巨漢のウィルという役柄で、当時の輝くばかりのイケメンぶりを披露しつつもちょっと情けない男性を気負わずに演じている。ブラッドのほか、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツなど人気俳優が多くゲスト出演しているのも『フレンズ』の楽しさだ。

急逝したマシュー・ペリーに共演者が連名で追悼

昨年10月、チャンドラー役のマシュー・ペリーが54歳で逝去した際、『フレンズ』のメンバー5人が連名で追悼の声明を寄せ、葬儀にも参加したと報じられた。ドラマ放送時から長い年月がたったことを実感させられるが、若かりし日の6人の輝きと友情が刻まれた『フレンズ』は色褪せないし、くだらないやりとりにも大笑いできる。いつ見ても楽しく、元気になれるドラマだ。（文：中山恵子／ライター）

【Hulu 4月10日～16日の週間ランキング／TVシリーズ】
1位『転生したらスライムだった件』
2位『名探偵コナン』
3位『謎とき冒険バラエティー 世界の果てまでイッテＱ!』
4位『僕のヒーローアカデミア』
5位『ACMA:GAME アクマゲーム』
6位『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』
7位『怪獣８号』
8位『無職転生Ⅱ ～異世界行ったら本気だす～』
9位『花咲舞が黙ってない(2024)』
10位『月曜から夜ふかし』

【Hulu 4月10日～16日の週間ランキング／海外ドラマ】
1位『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』
2位『ウォーキング・デッド』
3位『BONES (ボーンズ) -骨は語る-』
4位『プリズン・ブレイク』
5位『シカゴ・メッド』
6位『NCIS: LA ～極秘潜入捜査班～』
7位『NCIS：ハワイ』
8位『24 -TWENTY FOUR-』
9位『フレンズ』
10位『ラ･ブレア』

【Hulu 4月10日～16日の週間ランキング／海外ドキュメンタリー＆バラエティ】
1位『マッチングの神様 ～結婚実験リアリティ～ シーズン5』
2位『密着! 緊急取調室』
3位『サタデー・ナイト・ライブ』
4位『ブリティッシュ ベイクオフ』
5位『リフォーム大再生！ ゾンビハウス』
6位『古代の宇宙人』
7位『挑戦者・山下智久』
8位『マッチングの神様 ～結婚実験リアリティ～ シーズン1』
9位『ソーイング・ビー』
10位『ピアース･ブロスナンの史上最高の強盗計画』

【Hulu 4月10日～16日の週間ランキング／アジアドラマ】
1位『ヒョンジェは美しい ～ボクが結婚する理由 (わけ)～』
2位『ワン・ザ・ウーマン』
3位『魔女は生きている ～妻たちの復讐～』
4位『哲仁王后 ～俺がクイーン!?～』
5位『ペントハウス3』
6位『恋愛画師 オー! マイ・スイート・ライアー』
7位『紙の月』
8位『ペントハウス』
9位『三体』
10位『ホン・チョンギ』