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子供が内緒で課金…クレカ請求額に驚愕。。どうしたらいい?

  • 2024.4.21
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「クレカの請求額が100万…?まさかあの子」

近年、動画配信者への投げ銭やゲームでの追加アイテム購入で、高額の請求がなされるというトラブルが多発しています。請求先は子どものスマホに紐づいた親のクレジットカードです。

今回は、子どもにゲームを与えるときの注意点や事前対策を解説。

高額な請求が来てからでは遅いのでしっかりとチェックしてください。

■かならずやるべき2つの対策

子供にスマホを持たせたり、親のスマホを貸したりする場合は、以下の2つの対策はかならず済ませておきましょう。

●保護者の承認を必須設定

動画配信サービスで投げ銭をしたり、ゲームでアイテムを追加購入したりする場合、クレジットカードやプリペイドカード、キャリア決済などの支払い方法を選択して料金を支払います。

子供が勝手に決済しないようにするためには、「ペアレンタルコントロール」の設定をしましょう。これは簡単にいうと「子供が利用できるアプリの機能に制限をかけること」です。

ペアレンタルコントロールでは、アプリのダウンロードや投げ銭、アイテムへの課金に際し、保護者の承認が必須になるよう設定できます。つまり、事前にチェックができるため、「親の許可なしに高額な投げ銭やアイテムへの課金が行われる」ということを防ぐことができます。

●クレカ情報を登録しない

子供のスマホにはクレジットカード情報を登録しないようにしましょう。クレジットカード情報が端末に自動保存され、子供が自由に課金できる状態になっていたために、後々高額請求が行われるというトラブルは起きがちです。

クレジットカード情報は登録せず、その都度入力するのをおすすめいたします。また、残高以上の決済ができないようにするため、デビットカードやプリペイドカードを使うのもひとつの方法です。

■親子での話し合いも重要

動画配信サービスやゲームを子供に使わせる際は、投げ銭やアイテムの購入も含め、使い方のルールを話し合って決めましょう。

消費者トラブルを扱う国の機関・国民生活センターにも投げ銭やゲームへの課金をめぐるトラブルの相談は数多く寄せられています。中には数ヵ月で100万円以上の請求というかなり深刻な事例もあるので要注意です。

「うちは大丈夫」と安心するのではなく「いつかは起きるかもしれない」という前提で取り組むのをお勧めいたします。

文・荒井美亜(金融ライター/ファイナンシャル・プランナー)
立教大学大学院経済学研究科を修了(会計学修士)。税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融マネー系ライターとして活動中。日商簿記検定1級、貸金業務取扱主任者(試験合格)

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