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子連れ防災豆知識3選!いざという時に役立つライフハック

  • 2024.4.21
出典:ぎゅってWeb

こんにちは、zunです!最近各地で地震が続いていることもあり、「もし今災害が起きたら…」という想像をよくするようになりました。わが家には3歳・1歳の子どもがいるので、子連れでの被災を考えるとますます不安が募ります。

そんな時に近所の支援センターで「子連れ防災セミナー」なるものがあり、講師の話や実際に子連れで被災した人の体験談を聞くことができました。その中で「ちょっとしたことだけど、いざという時役に立ちそう!」と思うことが3つあったので、まとめて紹介します!

【豆知識1】リュックは抱っこ紐代わりになる

出典:ぎゅってWeb

子連れで被災した時は、足元が見えて両手が使えるので基本的に「おんぶ」が良いとよく聞きますよね。抱っこ紐があれば良いのですが、「抱っこ紐を持ち合わせていなかった!」「歩ける子だけど疲れて歩けなくなってしまった!」「地面が危険で歩かせられない!」なんて時に、リュックがあれば抱っこ紐の代わりになるそうです。

【リュックでおんぶする方法】
1.リュックを逆さにする
2.紐を伸ばす
3.リュックを背負って、リュックと背中の間に子どもをおんぶする

実際にやってみたところ、通常肩が当たるリュックの紐の部分に子どものお尻が乗っかるので、意外と安定感があって安心しておんぶすることができます!ただし、抱っこ紐ほどしっかりはしていないので、まだ自分で体をささえるのが難しい0歳の使用は避けて、だいたい1〜3歳くらいが対象とのことでした。

【豆知識2】何にでも使える!ポリ袋最強説

出典:ぎゅってWeb

「災害時どんなものが役立ったか?」という話の中で、被災経験のある方から一番に上がったのが「ポリ袋」でした。ポリ袋は「大」「小」「耐熱」の3種類をストックしておくと、以下のように色んなことに活用できて便利とのことです!

【大(45lほどのポリ袋)】
・トイレ…便器や段ボールにポリ袋を被せて丸めた新聞紙等を敷き詰めれば簡易トイレができる
・バケツ…段ボールやバッグにポリ袋を被せれば簡易バケツができる
・レインコート…ポリ袋に切り込みを入れて頭から被れば雨で濡れるのをおさえられる

【小(レジ袋ほどのサイズ)】
・オムツ…レジ袋に切り込みを入れてキレイな布を当てれば簡易オムツができる
・ナプキン…オムツと同じ要領で、簡易ナプキンを作ることができる
・手袋…怪我の手当てや調理の際に感染対策として簡易手袋になる

【耐熱(湯煎可能と記載のあるもの)】
・湯煎調理…湯煎調理をすると少量の水を繰り返し使うことができる。沸騰した鍋に具材を入れたポリ袋を入れて20分煮るだけで、料理や離乳食も作れるそう
・哺乳瓶…哺乳瓶にキレイなポリ袋を被せれば洗浄・消毒が不要に
・皿…哺乳瓶同様に、皿に被せれば食器洗いが不要。避難所で皿がない時には新聞紙を折りたたんでポリ袋を被せれば簡易皿として使うことも可能

この中で「ナプキン」は特に重要とのことでした。実は被災時にナプキンの存在は軽視されがちだそうですが、女性にとっては死活問題ですよね。ポリ袋の活用とは別ですが、ガムテープにキレイな布を巻きつけて作ることもできるそうです。

ポリ袋はざっとまとめただけでも結構活用例があるので、講師が言う通り最強アイテムかもしれません!

【豆知識3】迷ったら実施すべし!心臓マッサージからのAED

出典:ぎゅってWeb

被災時に万が一心肺停止したら…と考えるとこわいですよね。心肺停止から2分以内に心臓マッサージをすれば生存率が90%に上がるらしく、心臓マッサージは超重要!とのことなんですが、心臓マッサージやAEDの使用に関して私には1つ不安がありました。

それは「本当はやらなくて良かったのに実施したせいで状態が悪化した」ということが起きたらどうしよう、という不安です。この不安があるので、実際一刻を争う場面でも足踏みしてしまうような気がします。特にAEDは電気を流すということもあり、実施するのも勇気がいりますよね。

この不安を講師に相談したところ、「迷ったらまず心臓マッサージを実施すると良い」と教えてもらいました!というのも、意識がある場合に心臓マッサージをすれば苦しくて何かしらの反応があるため、素人でも判断可能とのことでした。何も反応がない場合は、そのまま心臓マッサージを続け、AEDの実施をすれば良いとのことです。

ちなみに子どもの心臓マッサージは、乳児は指二本で、幼児は片手で胸が1/3沈むほど押しこむそうです。また、スピードは「♪もしもしかめよ」のリズムで圧迫すると良いそうです!

まずは「防災キャンプ」でシュミレーションを!

いざという時に備えて、以上のような防災の豆知識を知っておくと安心ですが、講師曰く1番良いのは「キャンプをしてみること」とのことでした!

災害を想定してキャンプすることを「防災キャンプ」というそうですが、災害時に必要な道具のほとんどは、キャンプ道具と共通しているそうで、足りないものがわかったり、被災時の生活をイメージしやすいとのことでした。

今回セミナーを受講して、私自身事前に知識を身につけたりイメージトレーニングをして、いざという時に備えようと改めて思いました。聞いたことを元に防災を調べてまとめてみましたが、みなさんの「いざ」という時に少しでも参考になれば幸いです!

<ぎゅってブロガー/zun>

1歳(男)。夫と息子のゆるゆる3人暮らし。お散歩・カフェ・ハンドメイドが好きです。子どもと一緒に楽しめることを探しつつ、子育て・作ったもの・日々の出来事を絵日記で記録してます。

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