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5歳で診断された発達障がい「あれ?と思っていた」違和感を覚えた3つのポイント

  • 2024.4.20
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まさか自分の息子に障害が?5歳でADHD・広汎性発達障害の診断を受けた息子。乳児期から育てづらさを感じ、暗黒期を過ごしてきた私が、息子の育児の中で大変さを感じていた3つの点を挙げてみました。同様の悩みのある方のお子さんに発達障害があるということではありません。この記事では「発達障害と共に生きる」家族のコミュニティそらあいのSHI-(@_so_ra_ai_)が、乳幼児期のわが子に対して「あれ?」と感じた点をお話しします。

他の子も同じなのかな、と不安が強くなっていったころ

早産で生まれた息子。早く生まれた事もあり発達の心配をしていましたが、乳幼児期の息子はとにかく「元気」でした。

常に走り、常に暴れ、いつもハチャメチャ。気に食わないと大泣き。そんな息子に私は「育てづらさ」を感じ始め、周りの子との違いを目の当たりにします。そこからいわゆる「検索魔」になっていきました。

その中でも特に気になった行動が以下の3つです。

※同様の気になる点があるお子さんが発達障害であるということではありません。あくまで当時私が息子に対して気になっていたことです

1. 高い所に登り、飛び降りるのエンドレス

とにかくどこでも高い所に登っては飛び降りるの繰り返し。テーブル、タンス、椅子、ソファ等、毎日毎日繰り広げられます。

いつケガするかとヒヤヒヤしながら止めたり見守ったり。それがエンドレスで毎日続きます。この終わりなく続くことが、またつらいと思っていました。

2. 季節関係なく「半袖マン」

真夏でも真冬でも「半袖マン」でした。病院へ行くと「温度調節や季節感を認識する事が難しいから、視覚的に教える事もいいかも」と言われていましたが、なかなか通じませんでした。まだ5歳の子どもですもんね。

どんなに寒くても「半袖」、雪が降っても「半袖」!

いつも心配していましたが、現在12歳になる息子は、寒いと感じたら上着を着るようになりました。が、基本的には今も「半袖マン」です。

3. 親もつらい「かんしゃく」

私の子育て人生の中で最もしんどく大変だったできごとを振り返るならば、この「かんしゃく」が1位です。

毎日がかんしゃく。朝から晩までかんしゃく。

こだわりからのかんしゃく。勝ち負けでのかんしゃく。思い通りにならないかんしゃく。他害からのかんしゃく。

この「かんしゃく」は私たち親だけではなく、本人もつらかったんだと、最近息子と話をしてわかったことがありました。

それでも当時はかんしゃくの終わりが見えないからこそのつらさがありました。耳から入ってくるわが子の泣き叫ぶ声が、自分の心をむしばんでいくのがわかるほどだったのです。

みんな同じではない。わかってはいるけれど…

今回はわが子の育児で「あれ?」と感じたポイントをご紹介しました。

同じ項目に当てはまるからと言って、みんなに発達障害があるということはありません。私の場合、長男が初めての育児だったことも不安を大きく感じる要因になっていたと思います。

当時は家族や園の先生に相談しても「子どもだから」と誰も一緒に向き合ってはくれませんでした。息子は息子だとわかってはいるけれど「何かが違う」。その何かを私は探していました。

現在、私のインスタグラムでは、わが子の育児を通じて感じたことを発信しています。

子どもの育てにくさで悩まれている方は、私と同じように検索魔になっているママもたくさんいるかと思います。1人で悩まず、ぜひ周囲のママや専門家に話して情報収集をしてみてくださいね。

著者:ママリ編集部

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