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虐待しなくても子は傷つく…小2女子が人知れず耐えていた「親が自分に無関心」というつらさ

  • 2024.4.20
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mocchi_kakei(@mocchi_kakei)さんのフォロワーさんの家に遊びに行ったことで、母親の無関心さに初めて気づいたミーちゃん。目に見える虐待をされているわけではないものの、心は満たされません。母親の気を引こうとするミーちゃんでしたが…。『わたしはあなたのママじゃない!』第16話をごらんください。

返事や挨拶をせず、迷惑な言動が目立つ息子の友達・ミーちゃんを、キッパリと叱ったフォロワーさん。以降「ママ」と呼ばれ慕われるようになりました。

ある日、勘違いをしたミーちゃんのママから怒りの電話を受け、「もうママと呼ばないで」とミーちゃんに伝えます。しかしミーちゃんは、フォロワーさんの言葉に耳を傾けません。その裏には、ミーちゃんが抱える心の闇がありました。

あの手この手で気を引こうとするミーちゃんに反して、何を言われてもそっけない態度のミーちゃんのママ。必死にママの気を引こうとするミーちゃんの姿に胸が締めつけられます。

「親」とは何かを考えさせられる作品

近所の子ども・ミーちゃんに「ママ」と呼ばれるほど懐かれた、もっちさんのフォロワーさん。初めは「遊び半分で呼んでいるのだろう」と思っていましたが、徐々に違和感を覚え始めます。「ママ」と呼ばれ始めたきっかけは、あいさつやお礼がなかったり、言動が乱暴だったりしたミーちゃんに注意をしたこと。ミーちゃんのママはミーちゃんへの関心が薄く、ほめたり叱ったりしないため、ミーちゃんは親から注目されない不安を抱えていたのです。徐々にミーちゃんの行動はエスカレートし、フォロワーさんの息子に対して「ママ(フォロワーさん)は私の方が好き」などと意地悪を言うように。

子どもを叱らないことが親の愛情だと思い込み、ミーちゃんの行動を把握しようともしないミーちゃんママ。そんな姿に、フォロワーさんはついに堪忍袋の緒が切れ、思いをぶつけます。

親の役割は、衣食住の面倒を見たり養ったりすることだけではありません。子どもの変化に目を向け、小さなSOSに気づくこと。そして間違った行動は叱ることも必要で、それが子どもに愛情として伝わるのです。わが子が苦しんでいるときは全力で守り、人に迷惑をかけたら一緒に謝る。そんな親の姿が、親子の信頼を育んでいくためには大切なのだと気付かされるお話です。

著者:ママリ編集部

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