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【思考をキレイにする旅の仕方(11)】手で食べることから食文化を味わう

  • 2016.2.19
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バリ島のヒンズー教(正確には土着信仰の入ったバリヒンズー教)の教えには、食事は神様からの恵みと考える教えがあります。 これはヒンズー教だけではなく、イスラム教でも同じです。 神からの恵みなので、箸やスプーンなどを使って食べることは不浄と考え、 手で食べるというのが彼らの考え方です。。

日本人の中には、手で食べることは野蛮と思う方もいらっしゃるようですが、 本来、日本にもおにぎりや握り寿司を手で食べるという文化はあるんですよね。 どうも形態が変わるだけで忘れてしまうようです。

もちろん周囲がスプーンやフォークで食べている中で自分だけ手で食べるという場合は難しいですが、 現地の方々と食べる機会があれば、手で食べてみましょう。

せっかく旅をしているのですから。

インドには、「手で味わう」という言葉があるように、 実際、手で食べると手で感じる食べ物の温もりと、 ご飯にからむソースがスプーンやフォークで混ぜ合わせるよりはるかに美味しいことを知るでしょう。 手で食べることで、違った感覚も一緒に味わうことができるのです。

text:イシコ http://sekaisanpo.jp/

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