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肌の調子がよくない原因は・・もしかして歯科のトラブルかも?ナハデンタル 院長の宮本先生にお伺いしました。

  • 2024.4.20
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なんとなく肌の調子が悪いとき、口腔環境に原因がある、とは思いませんよね。
でも、実はそのトラブル、お口が原因かも!
今回は、スキンケアと歯科について、ナハデンタル 院長の宮本英欧先生にお話を伺いました。

なかなか治らない肌荒れ、もしかしたらお口の中が原因かもしれません!?

お口のトラブルが引き金となり肌荒れになってしまうことがあります。
皮膚科でお薬をもらって塗っているけれど、なかなか肌荒れが良くならないという方は、もしかすると歯医者さんでその問題が解決するかもしれません。
お口とスキンケアに関連があるとはなかなか思いつかないことですが、お口の健康状態が全身の体調に影響することはよくあることなのです。
そのほとんどは次にあげる2つが原因と考えられています。
1.金属アレルギー
2.掌蹠膿疱症
この二つについて、順にご説明していきたいと思います。

え、銀歯で金属アレルギー?!

金属によってはアレルギーの原因になるものがあります。
日本の保険診療では大きな虫歯になったところを金属で埋めることが良くあります。
実は、これに使用される合金に、ニッケルやコバルトなどアレルギーになりやすい金属が含まれています。
お口の中は軽度に酸性ですから、金属が溶け出しやすい環境です。
溶解した金属がアレルギーの原因になります。
銀歯を全て取り除いたら原因不明の肌荒れが治ったということが良くあります。
銀歯を入れたことがある方で、なかなかお肌の不調が治らないという方は、一度歯科医にご相談してみてもいいかもしれません。

掌蹠膿疱症ってきいたことありますか?

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という病気をご存知でしょうか?
漢字を読むのも難しい聞きなれない病気ですが、実は侮れない病気なのです。
掌蹠膿疱症は身体にある慢性的な炎症が原因で、手のひらなどに赤いぶつぶつが沢山できてしまう病気です。
そして、この病気はお口の中と深い関係があります。
大きな虫歯を放置すると、歯の中にある歯髄(いわゆる神経と呼ばれるもの)に感染が及びます。
これらがさらに進行すると、歯の外にまで炎症が及ぶようになります。
歯の外に波及した炎症は、身体全体に悪影響を及ぼし掌蹠膿疱症を発症してしまうことがあります。
また、一度治療したことがあり、現在は痛みの無い歯であっても、歯の根の先に炎症がおこっている場合があり、これが掌蹠膿疱症の原因になることがあります。
特に、神経を取った歯は痛みを感じにくいため注意が必要です。
歯医者さんで虫歯を治したら、今まで治らなかった肌荒れがすっかり良くなったという方がしばしば見受けられます。

以上のように、オーラルケアは虫歯や歯周病予防以外にも重要な役割があります。
原因不明の肌荒れでお悩みの方は是非、金属アレルギーもしくは掌蹠膿疱症でないか注意してみてください。

[執筆者]


宮本英欧先生
ナハデンタル 院長

沖縄県那覇市にある一般歯科からインプラント・矯正治療などの高度歯科診療にまで対応する総合歯科、ナハデンタルの院長・代表歯科医師。
栃木県出身
東北大学歯学部 卒
長崎大学医歯薬総合研究科口腔インプラント学分野 在籍
松風バイオフィックス BIOFIX iD 公認インストラクター

ナハデンタル
https://nahadentaloffice.com/

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