俳優ソン・ガンホ初のドラマ『サムシクおじさん』日本語版ポスター解禁！“サムシク”の意味とは？

ディズニー公式動画配信サービス「Disney+（ディズニープラス）」のスターにて、オリジナル韓国ドラマシリーズ『サムシクおじさん』が5月15日（水）より独占配信される。

同作は、「第75回カンヌ国際映画祭」男優賞受賞、そして30年を超えるキャリアで初のドラマ出演を迎えたことで話題の俳優ソン・ガンホが主演。

1960年代の激動の韓国を舞台に、謎の政治フィクサーであり、“サムシクおじさん”の愛称で呼ばれる男（演者ソン・ガンホ）と、自国の運命をなんとか好転させようと奔走する野心あふれる理想主義的な青年キム・サン（演者ピョン・ヨハン）が、誰もが1日3食を食べられる豊かな国に変えるという野望を抱きながら、欲望渦巻く中で奮闘する様子を描いた骨太のヒューマン・エンタテインメントだ。

キム・サンは、奨学生としてアメリカ研修で経済学を学び、韓国を産業国家にする夢を持っていた。しかし、自分の力だけでは難しいと壁を感じていたところ、同じ夢を抱いているという“サムシクおじさん”と出会う。

“サムシクおじさん”とは、家族を飢えさせないために、戦争中も毎日3食（3食：韓国語でサムシク）を与えたことに由来する愛称。戦後の苦境にあえぐ韓国を、誰もが1日3食を食べられる豊かな国に変えることを目標に、2人は不穏なパートナーシップを組むことになる。はたして2人の熱い思いは実を結 ぶのか。サムシクおじさんの正体とは――。

サムシクおじさんことパク・ドゥチルを演じるのは、本作が人生初のドラマ主演となるソン・ガンホ。

スクリーンを舞台に活躍してきたソン・ガンホは、今や世界が認める実力派俳優で、その圧倒的な演技力と存在感を存分に発揮する。また、サムシクおじさんとパートナーシップを組んで、韓国を産業国家にしようと奮闘する青年キム・サンを、次世代実力派俳優のピョン・ヨハンが熱演。ソン・ガンホと魅せる熱い芝居に注目だ。

サムシクおじさんを良いように使う次期指導者候補のカン・ソンミンにはイ・ギュヒョンが、キム・サンとともにアメリカ研修にも行ったが軍人になる道を選んだチョン・ハンミンをソ・ヒョヌが演じる。監督・脚本は映画『カシオペア』を手掛けたシン・ヨンシクが務め、豪華な実力派キャストたちの競演を熱く演出した。

この度解禁された日本語版ポスタービジュアルには、薄暗い部屋の中、両手に食べ物を持った笑顔のサムシクが写っている。

「夢、野望、成功をもたらす、その名は――」というキャッチコピーは「サムシクおじさん」と呼ばれ慕われている男が、親しみのある笑顔の裏に秘めた野望をうかがわせる。

また、ティザー予告編では、次々と映し出される登場人物たちと「サムシクおじさんって誰だ？」「おい！サムシク！」「サムシクおじさん」「サムシクおじさん？」など、様々なニュアンスでサムシクを呼ぶ声が飛び交う。

「戦争中も1日3食を全部食べさせたと。自分の家族は養うって。愛と尊敬の意味でみんなそう呼んでいます」と説明するが、怪しげな笑いを浮かべてこちらを見ているサムシク。なにやら不穏な空気すらある正体不明な人物だ。

チラっと映るイ・ギュヒョンやソ・ヒョヌの役どころも気になるティザーとなっている。彼が人々に与えるのは富や食事だけなのか――。まだまだ謎に包まれた本作。混沌とした時代を舞台に描かれるサムシクおじさんの熱き生き様をぜひお楽しみに！