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スペインの鬼才、アルベルト・バスケス監督最新作『ユニコーン・ウォーズ』上映劇場拡大決定!

  • 2024.4.19
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©︎2022 Unicorn Wars
©︎2022 Unicorn Wars
©︎2022 Unicorn Wars

『サイコノータス 忘れられたこどもたち』のバスケス監督の長編2作目にして最新作の『ユニコーン・ウォーズ』。

アルベルト・バスケス監督が生み出す、不気味さと可愛さを兼ね備えた作風が溢れ出ている本作は、『地獄の黙示録』x『バンビ』x『聖書』という企画コンセプトに、テディベアとユニコーンの最後の聖戦を、血しぶき、内臓、ドラッグ、BL、テディベアの下半身など“アブナイ表現”をたっぷり混ぜ込んで作り上げた、“究極の反戦アニメーション”。

企画・制作期間に6年を要し250人以上の精鋭スタッフが、50体ものキャラクターと1,500もの背景によって作り上げた、2Dと3Dアニメーションが融合し、音楽を巧みに駆使して、シチュエーションやキャラクターとシンクロしながら、一貫性を保つ芸術的な作品に仕上がった。

『ユニコーン・ウォーズ』のキャラクターの可愛い見た目からは、一見子供向けアニメーションと思われがちだが、、家族関係、宗教、環境、悪の起源、そして権力を支配する意味を語りながら、“分断がもたらす争い”がいかに無意味であるかを説く大人のためのダーク・ファンタジー作品。

⚫️しかしグロイだけでない!
グロさと美しさ、相反する描写が秀逸!

アルベルト・バスケス監督が「狂信的な考えがどのように戦争拡大に影響するかを描きたかった」と語っている通り、テディベアたちは見た目の可愛らしさに反して、次々と想像を超えた行動をとっていく。

また本作では、テディベアとユニコーンとの闘いで描かれる集団に起こる分断だけでなく、テディベアたちの生い立ちをも描くことで家族内での不和や不寛容という身近な分断も描いている。愛ゆえの憎しみが、無駄な分断を生みだす世界。平和な神の楽園はどこにあるのか?!

【あらすじ】
物語の舞台は、とあるディストピア。魔法の森に住むテディベアとユニコーンの間には、先祖代々に渡っていが繰り広げられていた。テディベアのアスリンは双子の兄ゴルディと軍の新兵訓練所で屈辱的な特訓の日々を過ごしていたが、ある日、森から帰ってこない熊の部隊を捜すため、捜索部隊に参加したアスリンたちはその森で危険な生物や無残な姿となった隊員たちを目にすることに。

彼らの聖書にある「最後のユニコーンの血を飲む者は、美しく永遠の存在になる」という言葉を信じてユニコーンの生息する深い森へと進軍してくが、その地で巻き起こる悲惨で残酷な出来事の行く末には、とんでもない結末が待ち受けているのだった…。

【作品情報】
監督:アルベルト・バスケス
提供:リスキット/チームジョイ/トムス・エンタテインメント/配給:リスキット ©︎2022 Unicorn Wars
2022/スペイン・フランス映画/92分/カラー/2K/ビスタ/5.1ch/スペイン語音声/日本語字幕/PG12
原題:Unicorn Wars/翻訳:堀江真理
協力:インスティトゥト・セルバンテス東京

5月25日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて先行公開
5月31日(金)よりTジョイPRINCE品川ほか全国順次公開

 

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