先日、好評いただいた「あざとい女子診断」の実践編。恋愛心理学的に見ても「あざとい女子」のテクニックって有効なの?恋愛心理学の専門家に聞いてみました!!の第二回です。
結婚か別れか?はたまた新たな気になる異性に告白か。お年頃のSWEET読者必読です!
今回も、前回に続き悩める大人女子のギモンに答えてくれたのは、コミュニケーションの研究から結婚や浮気の心理までを導く研究をされている摂南大学 経営学部 経営学科 准教授の牧野 幸志先生です!
Ⅴ. ちまたで言われているあざといテクニック、ズバリ〇?×?
①あざとい女子のテクニック「さしすせそ」
気になる異性と会話をしている時のリアクションが大きいと、異性に好かれる可能性は高まりますでしょうか?こんな使い方には気を付けた方がいい、逆効果など留意点があれば教えてください。
さ 「さすが♡」
し 「知らなかった!」
す 「すごーい」
せ 「センスいいね」
そ 「そうなんだ!」
先生:「男性は褒められるのを好みます。自分がすごいと思われたいところがあります。したがって、上記のものは男性を喜ばすには良いテクニックだと思います。年上の男性が喜ぶ内容が多いでしょう。
つまりは、クラブなどの女性がよく使っている会話でしょう。ですので、一般の出会いであれば、成人女性が、初期場面で 年上の男性に使うのであればかなり有効でしょう。ふつうのカップルであれば、『すごい』《賞賛》、『そうなんだ』《同意》で好感は得られると思います。」
あざといテク「さしすせそ」を駆使しようと身構えなくても、それなら違和感なく使えそうですね!
②あざとい女子のテクニック「頼み事や甘え上手」
続いて気になるのがあざとい女子は頼み事や甘えるのが上手、という点。ヒーロー願望のある男性は一緒にいると自己肯定感があがり、自信が持てる女性に好感をもつと耳にしますが、頼み事や甘えるのが上手いと、異性に好かれる可能性は高まるのでしょうか?
本当はできるのだけどできないふりをするという《哀願》と相手に小さなお願いをして要求を受け入れさせていくという「フット・イン・ザ・ドア」という2つのテクニック
先生:「男性は、性別的に、強くあれ、たくましくなどと育てられることが多いため、頼られることを好みます(近年、変化しつつありますが)。ご指摘のように、あざとい女性は、わざと自分が弱い、ダメな人間ということをアピールして相手から好感を得ることをします。これを自己呈示の《哀願》と言います。
例えば、荷物などを運ぶときに、本当は持てるのに、『こんな重い荷物はこべなーい、〇〇くん 運んでくれる?』と哀願します。一見弱い自分を見せているようですが、相手に頼むことで相手を立てることになります。その後、『〇〇くんって力あるね』などと褒める形です。
これは、男女以外でも見られて自己紹介などのときに、『私、人見知りが激しいので よろしくお願いします』と疑似申告する人がいます。一見弱い自分を見せながら、相手に守ってあげたいなどの気持ちを持たせる技術です。甘え上手は、頼られた人には効果的ですが、周りの同性から嫌われることがあるので、その辺は注意して使いましょう。
ちなみに、相手に少しずつ要求を受け入れさせていくテクニックのことを「フット・イン・ザ・ドア」といいます。一度相手の小さな要求を受け入れると、次の要求を拒否しにくくなるという心理が人にはあります。最初に相手に小さな要求をし、少しずつその要求を大きくしていくことで目的となる要求(デートやお付き合い)を承諾させる心理テクニックです。」
こんなテクニックがあったとは驚きですね…!恋愛関係だけでなく、仕事や友人とのコミュニケーションを円滑にするのにも使えそうです。ついつい自分で仕事などを抱え込んでしまい、周りに助けてもらえないとぼやく前に、うまく周りの人にお願いして頼れるようになりたいですね。
③あざとい女子のテクニック「ボディタッチ」
ボディタッチを使って、親密度のアップを図ることで気になる異性に対する好意が伝わったり、好感度があがったりするものでしょうか?
先生:「ボディタッチは好意度の伝達なので、距離が縮まると言われています。手の大きさや手相、アクセサリーや時計などの話題から手に触れるのはオススメです。手に触れるのにハードルが高いと感じる人は、男女ともに抵抗がないのが肩と言われていますので、例えば会話の途中でツッコミをいれながら肩を叩くなどはやりやすいのではないでしょうか。内緒話を耳にそっとささやくなどのあざといテクニックも効果的ですが、かなり距離感が近くなるので飲み会などでは後半の時に行うのが良いでしょう。」
④あざとい女子のテクニック「女性らしい口調やしぐさ」
口調や声色、しぐさにも変化をつけることで、気になる異性に好意が伝わったり、好感度があがったりするものでしょうか?上目遣い、目を大きく見せるような仕草や、手で髪をなでる仕草、笑顔、時々甘えたりすねたような口調や表情、声のトーンに変化をつけるなどのあざとい女子のテクニックは有効でしょうか?
先生:「口調やしぐさで好感度が変わることはあります。
声⇒高い声の方が可愛さを感じるため、少し高い人が好まれると言われています。口調は少しゆっくりの方が好感度が高いと言われています。ですから 飲み会ではベラベラしゃべる人より、声は高めで、少しゆっくりしゃべる人の方が好感度は高いようです。
しぐさ⇒男性が好きなしぐさでいつも上位に来ているのは『髪をかき上げる、髪を触る』です。髪は女性の象徴的な身体の一部なので、ちょっと触れるだけでも男性へのアピールになります。髪を頻繁に触るのは子どもっぽいと感じて抵抗のある方は、例えばラーメンを食べるときに髪をちょっとまとめる、などでもOKです。
また、先ほどメイクのところでもお話しましたが、最重要パーツである目を活用するのもオススメです。人間は何かに興味がわいたり、心が惹きつけられたときに瞳孔が開く反射があるので、気になる異性の前では相手に興味をもって話を聞くように意識してみてください。『この子、俺に興味あるんだな。』と錯覚してもらえる可能性があります。」
確かに、ゆったり話したり、所作が落ち着いているあざとい女子って余裕を感じますよね。しかし瞳孔が開いているとそんな効果があったとは知らなかった…!相手の自己肯定感も高めながら、好感度をアップさせられそうです。
Ⅵ. あざといテクニック通用するのは何歳まで?
大人女子であるSWEET世代が気になるのは、 このテクニックを使えるようになっても一体いくつまで使えるの、ということ!キュートで賢いあざとい女子ではいたいけれど、年を重ねているのに痛いとは思われたくないのが本音のところ…。
先生:「年齢制限に関する正確なデータはありませんが、実際にあざとい女子としてテクニックを活用しているのは30代までの方が多いと思います。というのも、あざといテクニックの成立には本人の容姿の印象が影響しているので、これをできるだけ維持することが必要です。
また、年齢が上がるにつれ、新しい人との出会いが少なくなりますが、多種多様な新しい人との出会いのなかで、コミュニケーション・スキルは高められ維持されるので、色んな人との交流を続けた方がいいでしょう。そして、あざといテクニックも時代に沿って変化していくので、それを取り入れる必要があるでしょう。」
Ⅶ.まとめ
いかがでしたか?まとめると、あざとい女子も実践している必勝テクニックは以下のとおりです!
気になる異性に告白するorされたいなら・・・
- 相手に自分の好意を全力で伝えるべし
相手にだけ特別な自己開示をすべし(重くならない程度に)
特に用事のないときに電話をし、短く切るべし
適度な感覚でメールやLINEをして相手の日常に介入すべし
ちょっとしたプレゼントをすべし
相手との類似点と独自性をアピールすべし - 告白の日までに2人きりで事前に2~3回はデートをすべし
- 告白するorされるなら夜18時~22時、雰囲気の良い場所を選ぶべし
- 告白するなら好意だけでなくセットで必ずどうしたいかを伝えるべし
- 告白するorされるなら3か月以内、遅くとも半年以内にすべし
気になる異性にあざといテクニックを使って魅力を感じてもらいたいなら・・・
- 黒目強調アイメイクに全力を注ぎ、相手に興味をもって瞳孔を開くべし
- 「さしすせそ」を効果的に使うべし
- 「フット・イン・ザ・ドア」を使って頼み事や甘え上手になるべし
- さりげないボディタッチで相手との親密度をアップすべし
- 声は少し高め、少しゆっくり話すべし
- 髪の毛をかき上げるか触るべし
結婚したいなら・・・
- 付き合う時にそれぞれの結婚観や将来の理想像を話し合っておくべし
- 結婚を決めるなら交際して1年半~3年の間にするべし
- 同棲はするな、どうしてもするなら期間を区切るべし
- ずるずると交際期間が長引いてしまっているなら、お互いの親や知り合いなど周囲から固めるべし
それでもダメなら同棲を解消すべし
既に自然とできていた女子も、耳が痛い女子もどちらもいそうな結果になりました。ぜひ参考にして自分なりの幸せなゴールを勝ち取ってくださいね!
edit : Emi Morikawa(Antil)
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