パートナーを寝取った略奪LINE！禁断のやりとりをのぞき見

略奪愛を得意とする女性は、狙った男性に対して巧みなLINEを仕掛けることも。そこで、友人や知人からパートナーを寝取った女性が男性に送っていた略奪LINEの傾向を、元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。

相談から始まる距離の縮め方が定番

「以前、友人だと思っていた女性に、彼氏を奪われたことがあります。二股が発覚して、彼を問い詰めてスマホを見せてもらったら、その女性が彼に恋愛や仕事について延々と相談を送っているLINEを発見しました。当時の彼は真面目で優しい性格だったから、自分を頼ってきている女性を放っておけなかったらしいです。何度も相談を受けて、頻繁にLINEをしたのをきっかけに、デートをするようになったみたい。もともとその友人と参加した会で知り合った彼だったので、その子は私と付き合う前から彼の連絡先を知っていたんですよね。だから、防ぎようがなかった事故だと思っています（泣）」（33歳女性／コンサル会社）

相談を装って狙った男性に近づくのは、小悪魔的な女性の常とう手段でもあります。男性が毅然とした態度で応じてくれればいいのですが、魔がさしてしまうケースもあるから厄介ですよね。

嘘の被害をでっち上げて被害者ヅラ

「もう半年以上前のことですが、知り合いの女性に、いい雰囲気になっていた男性を裏で寝取られました。私はその男性とあと一歩のところで付き合えそうだったのですが、それをどうしても阻止したかったらしく……、私がその女性に対して嫌がらせをしているという話をでっち上げられて……。実際には私はその女性とはほとんど接点がなかったので、嫌がらせなんてしたことありません。でも、彼はその女性の言うことを信じてしまって、私に文句を言ってきたので、びっくり。無実だって説明しましたが、信じてもらえず疎遠になってしまいました。それからしばらくして、彼とその女性は付き合い始めたんです。悔しかったですね」（35歳女性／サービス）

古典的なテクニックでも、ホイホイ騙されてしまう男性はいます。略奪を得意としている女性ほど、男性の心に響く近付き方を心得ているだけに、嘘の話でも平気ででっち上げ、狙った男性をつかまえにかかるのでしょう。

略奪をする女性とは、同性として距離を置きたい人が多いですよね。一度でも、誰かのパートナーを寝取ったことのある女性とは、距離を置いた付き合いをするのが賢いかもしれません。

書いたのは

並木まき。元市議会議員・時短美容家（一般社団法人 時短美容協会・代表理事）。20代から魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様への分析を生かし、美容や恋愛に関するコラムを女性誌を中心としたさまざまな媒体に寄稿。