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中学受験は厳しい世界。小5の息子が必死に仕上げた塾の宿題を、母の私が台無しに…! どうする、私!?

  • 2024.4.18
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世の中には『こんなに賢いです~』 『どや!良い成績じゃろ!』 『優秀な学校に受かりましてん!』という情報で溢れております。羨ましい。指をくわえながらそのような情報を読み漁っても、我が家は我が家。ネット上の優秀なご家庭はそのご家庭。他の人には言えない壮絶な苦悩があるかもしれません。本連載で何度かご紹介していますが、我が家の小5長男が『中学受験にチャレンジしたい!』と言い出しました。新小5スタート時(小4の2月)から、ちょっと遅いですが通塾をスタートさせました。うん。絶賛、

もがいています 親も子も

そんな我が家の中学受験ドタバタライフについて、ちょっと、聞いてください。***********************2月の初め、関西系某大手塾の説明会会場、一番前の席に座る私。と言っても決して大きな会場ではなく、○○校舎のような小さい説明会です。そこで中学受験に対する心構えや、国語、算数、理科、社会、4教科の担当の先生からのありがたいお話がありました。中でも、国語の先生はパッと見て分かる厳しめのお爺ちゃん先生。「宿題をしない生徒には厳しく指導します!」というお話を保護者の前でもしていました。うん。怖い。これは生徒も怖いと思うだろうな。この日は、土曜日。午前に中学受験の説明会。午後は保育園の個人懇談があります。夫は土曜日出社。三男は保育園にお願いして午前中だけ預けさせてもらうことになりました。長男と次男は家でお留守番しているとのこと。3人子供がいて、夫が土日に出社となると残された母親である私は大変だったりします。とうとうと話をする塾関係者。宿題のこなし方だったり、ノートの取り方も詳しめに教えてくれます。自宅との距離と長男の「ここの塾がいい!」の鶴の一声で決めた塾。結構手厚いじゃない。子どものサポートもさることながら、親への『受験に対する心の持ちよう』もフォローしてくれます。一方で、今日の私は時間がない。詳しく話してくれることは嬉しいけれど、次の予定があるのでござる。この日、保育園の個人懇談だけでなく、作品展が別会場で行われるとのこと。同園卒業生の上の子達も観に行きたいと言っています。塾の説明会終了後、私、長男、次男でお昼ご飯を食べて急いで保育園へ行き、個人懇談を済ませ(その間、卒業生の上の子達は先生が預かってくれるとのこと。この辺りは10年の付き合いになる保育園のおかげ・・ありがとうございます)、三男をピックアップ、その後作品展へ行かねばならぬ。まさに、

トリプルブッキング

しんど。平日はフルタイムで働いて、やっとの休日に子供達のアレコレで走り回り、隙間時間には中学受験の準備やサポートがのしかかっています。あーーしんど。それにしても、最近疲れが取れない。子ども自身は0歳や1歳の頃よりも1人で何でも出来るので、ラクになっている部分はたーくさんあります。んが、また違うフェーズで負担がのしかかっている。もちろん、経済的にも。私自身の『老い』もあるのだと思います。白髪、めちゃくちゃ増えましたよ。中学受験に足を突っ込み始めて。

でね、先日よ

例のこわ~い国語の先生の授業がある前日。大量の宿題に親子でヒーヒーしていました。小5の国語は週に2回、各々90分。漢字のテストの日と語句のテストの日が交互にあり、国語の授業の前にはそれなりに暗記をしないといけない。プラス文章問題の確認テスト。テストを受けた後は宿題としてやり直しが必須。他にもあれこれプリント多数。えーっと、えーっと。毎日何をしないといけないのか、大人の私でも把握できるか出来ないか、ギリギリのライン。慣れるのか?この量に。で、国語の塾がある当日よ。朝。夜に宿題に追われ、なかなか起きれない長男。いつもよりもゆっくりめに寝かせたため、朝はバタバタ。私も、朝は7時半に車で保育園に三男を送り届けねばなりません。送迎している間に、上の子達は小学校に登校します。三男と出発する時間になっても、まだぼーっと寝ぼけ眼でゴロゴロしている長男。「塾の用意はお母さんがしておくから、とにかく小学校に行っておいで!」と声をかけ、保育園へ車で出発。家に帰ると子供達は既に学校へ。私も自分の準備をしないといけませんが、先に長男の塾の用意をしてみる。えーーと、今日は国語と算数か。これとこれと…ひゃ~!大人でも把握できるか否かのギリギリのライン。本当は自分で用意をさせたいですが、これは相当な時間がかかるぞ。準備に時間を取られて、宿題ややるべきことが後回しになってしまいそう。慣れるまではサポートすべきか。うーん。正解がわかりません。まぁ慣れるまでは!塾の用意をさっさと済ませ、私は会社に向かいました。で、会社にて。朝礼が終わり、実験の準備に取り掛かってすぐに思い出すのです、

「あっ!国語のプリント入れるの忘れていた!」

なんと!あの怖い先生の授業やんかー!忘れ物にウルサイのにー!もう会社の就業時間がスタートしています。この日の実験は大したことはないのですが、とにかくデータをまとめなければなりません。2月なので来年度の予算申請も大詰め。かーなーり!バタバタします。一方で、

始まったばかりの塾も大切

長男はマイペースで行動はゆっくりしがちですが、塾の宿題には基本、全て食らいついています。リズムに乗ると、終わらすぞ!という気概はある。どんなに夜遅くになっても約束した部分はやる。元々負けず嫌いなところもあるため、彼の中のスイッチが入ったらガンガンやる。今回は、結構頑張って、不得意な国語の課題に取り組んでいました。

「塾の用意、お母さんがしておくから!」

と言って朝に別れたから、そのまま塾のカバンを引っ提げて出発するでしょう。そりゃそうだ。母が用意してくれたから、まぁ間違いないと思うだろう。自分自身でも、通い立てホヤホヤの塾なのでまだ慣れていない。どうしよ。週末にめちゃくちゃ時間をかけてやりこんだ、『確認テストやり直し』をしたプリントを入れ忘れていた。あれは今日の授業で必要なはず。ないと困るはず!置いている場所は、私は分かります。長男は・・カバンに入っていると思い込み、気がつかないだろうな~国語は週に2回。曜日によって先生が違うらしい。今日は、あの宿題にはうるさい、お爺ちゃん先生の日。せっかくリズムをつかみ始めている今、私が足を引っ張るのもな~~ということで、よし。

お昼休みに家に帰ろう!

会社~自宅は片道25分ほど。電車と徒歩で行けます。お昼ご飯は菓子パンか何かを放り込もう。ダッシュで駅までいけば、何とかなる。服装もズボンをはいてきている。大丈夫。走れる。いける。ということで、時刻表を調べ、本当にいけるか、帰りの電車の時刻表も調べてシミュレーション。仮に1本逃しても帰って来れるか?よしよし。何とかなるだろう。昼までにやるべきことを済ませ、お昼休みの時間になると共に会社を出ます。もしもの時を考えて、会社スマホは持っておく。別に会社規定に『お昼に家に帰ってはいけない』なんてない。近所に住む従業員もいるだろう。とにかく、12時ジャストに会社を出発しました。とはいえ、元来ビビりの私はビクビクしています。帰ってくるのが遅れたら、どうしよう…自然と足が早まります。予定通り駅につき、これまた予定通りの電車に乗りました。な~んだ。ビビり過ぎかも。よかったよかった。と安心したのもつかの間。

キキーーー!!!

と電車が急停車しました。えっ、どうした?昼間の電車。そんなに沢山の乗客がいるわけではありません。バクバクする私の鼓動。車内放送が流れます。「大変失礼しました。今、前を走る電車が停車したので、この電車も停車しました。しばらくお待ちください。」おっ、おん。

電車止まってしまったやん!

後編につづきます。

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