【札幌駅から車で約20分】往復1時間のお手軽登山！札幌の街を見渡す／北海道・三角山

北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里（ほりうち・みさと）が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。

自分の足で歩いた先にある絶景と、おいしいごはんは、もう最高です！
文化部出身・運動神経ゼロの私でも楽しめる「コスパはなまる山」を紹介していきます～！

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

日付：2024年2月21日
三角山（標高311メートル）
北海道札幌市
登り30分、下り25分

山頂(見晴台)からの絶景度 ★★☆☆☆
険しい度 ★☆☆☆☆
周辺の施設充実度 ★★★★★
札幌市内からのアクセスの良さ度 ★★★★★
個人的オススメ度 ★★★☆☆

ポイント
✓往復1時間で終わる登山
✓幼児からトレイルランナーまで幅広い人が登るスポット
✓札幌駅から車で20分ほどの立地

なんどもお世話になっております、三角山。
老若男女、初心者からトレイルランニングをする方にまで愛されるのは、その立地の良さと距離の短さからじゃないでしょうか。
友人の母は、出社前に登るのが日課と言っていました。
春夏秋冬登ったことがありますが、冬がお気に入りです。

いくつかルートがありますが、一番メジャーな「山の手登山口」から登ります。
登山口の目の前には駐車場とトイレがあり、便利。

山頂に着くまでおよそ30分。
ゆっくり登っても1時間かからないので景色を楽しみながら歩きます。

山頂までは「一の坂」から「九の坂」まで、９つの看板があります。

…段々、渋い顔になっていきますね。

「六の坂」を登ったら、階段の道が出てきます。
滑りやすいところもあるので、冬はアイゼンとストックが必須。アイゼンは靴底につける登山用具で、氷や雪の上でも滑りにくいよう「爪」がついています。

札幌市内の街と近郊の山が見渡せます。

碁盤の目になっているのが分かりやすい…。

三角山で、山ポーズ。（三角ポーズ？）

コンビニで購入したケーキをモグモグ！
冬の食事は時短が命なので、どうしても既製品が多くなります。

生クリームの甘みとイチゴの酸味が口いっぱいに広がって、幸せ～。
冬はお菓子がデロデロに溶ける心配が少なくて嬉しいですね。

2023年の春には、アナウンス部の先輩、波多野裕太アナウンサーと一緒に登りました。

このときはカップラーメンを食べました。しかし三角山は火気使用禁止。
そんなときに便利なのが、“山専用ボトル”です。非常に保温力が高く、登山などアウトドアに持っていくのにぴったりなステンレスボトルのことです。

熱湯を入れて持っていけば、真冬でもアツアツのお湯を使えます。

ラーメンに、ウインナー・ワカメ・海苔・天かす・スライスチーズをトッピング！
色々と乗せすぎてぬるくなりました。(笑)

三角山は波多野さんには運動量が足りなかったようで、下山後、ジムに行きました。

ただ、三角山から縦走できる山もあるんです。後編でお伝えします。

【後編：エゾリス、エゾフクロウにも会えた！ふらっと行ける大自然…“かわいい”山2選】

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

文：HBCアナウンサー・堀内美里（ほりうち・みさと）
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな！」「吉田類北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「平野龍一のミライの扉」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集：Sitakke編集部IKU