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慣らし保育でも「連絡帳を書いて」保育士の声の説得力に1万いいね「わかる」「頭が下がります」

  • 2024.4.17

この記事ではX(旧Twitter)でバズった投稿を紹介します。今回紹介するのは、1児のママであり保育士でもあるぼんさい(@bonsaisaibon)さんの投稿です。本格的な保育園での生活が始まる前にまずは短時間の慣らし保育からスタートしますよね。たった数時間とはいえ、楽しみな反面、緊張もあるのではないでしょうか。保育園と保護者をつなぐ大事なコミュニケーションツールとして連絡帳がありますが、ぼんさいさんは「慣らし保育期間もぜひ毎日書いてほしい」と訴えます。保育士のリアルな声に現場の忙しさとともに、連絡帳の重要性を実感するはず。

慣らし保育期間は子どもにとって大事な時間

保育園に預ける時間が数時間と短いこともある、慣らし保育期間。連絡帳を書いても、先生から返信がないことも。「ひょっとして慣らし保育中は連絡帳を書かなくてもいい?」と思っている保護者の方もいるかもしれませんね。

しかし、投稿者の保育士・ぼんさいさんは「慣らし保育期間中も連絡帳に自宅での様子を書いてほしい」と声をあげていました。なぜ慣らし保育期間も連絡帳が大事なのでしょうか。

『慣れ保育、連絡帳の返事がないからもう書かない』というポストを何件か見たのだけど…書いて欲しいです🙇🏻 ♀️
慣れ保育中、保育士は何時間もおんぶ&抱っこだったり、とにかく泣く子を生かすのに必死なので連絡帳を書く時間はありません。なぜ書くのかというと、例えば、前日に夜泣きはあったか、夜ご飯あまり食べなかった、起床が早かったなど、いつもと違う姿があったら知りたいからです。保育士はクラス全員の体調や姿の変化を把握してから保育に挑みます。夜泣きが多かったなら疲れが溜まってるかも、早く眠くなるかも、発熱するかも、など予測します。

それを頭に入れながら、その日どんな活動をするか、どんなグループに分けるか、どの先生がつくかなどを考えて保育をします。おうちでどんな姿だったかの情報がないと、その日その子に1番適した保育をすることが難しいです。
お子さんのよりよい園生活のために、毎日書くようお願いします🙇🏻 ♀️

書きたくないわけではないのです。できることなら書きたいけれど、書く時間が捻出できません🙇🏻 ♀️なによりも命を守るのが最優先なので。どんな姿かは、なるべく口頭でお伝えするつもりです。それもバタバタして難しい時もあります…今は本当に保育士も大変な期間なので、お手柔らかにお願いします…🙇🏻 ♀️

1歳児クラスの慣れ保育、例えばだけど…よく泣く子はおんぶ抱っこで2人を何時間も抱える、慣れ保育中はかみつきや引っ掻き・ケガも発生しやすいので注意してみる、泣き過ぎて嘔吐する子、水分拒否の子もいる、など色んな子が。保育士とまだ信頼関係を構築していない子たちを大人数同時にみます。

保育園に入園し、まだお互いのことも全く知らぬままお子さんを預けるとなると、少しのことでも大きな不安になるし、連絡帳に限らずたくさん疑問や不信感も出るかと思います。その中でも、連絡帳はコミュニケーションツールとして大きな役割も果たすので、ぜひ書くようにお願いします…🙇🏻 ♀️

慣らし保育期間中はまだ保育士さんも子どもたちのことがわからず、子どもの保育に手こずることがあるそう。親でさえ大変なのですから、まだ子どもとの信頼関係や相互理解がない状態の保育士さんが大変なのも理解できますよね。その結果、連絡帳に返事を書けないこともあるといいます。

連絡帳に返信がないと「書かなくてもいいの?」と思う方もいるかもしれませんが、先生たちにとっては必要な情報であることは忘れずにいたいですよね。自宅での様子を伝えることで、園での過ごし方にも影響すると知っておくだけで、書く時の心持ちが違いそうです。

この投稿に「保育士さん達はすごい」「書くようにします」というリプライがついていました。本当にその通りですよね。他にも「返信がないことが気になっていたけれど理由がわかった」「できれば忙しくて返信できないことや、連絡帳の必要性を説明してくれるとよかったかも」という声も。保育士と保護者は立場が違うだけに、相手の状況を想像しきれないこともありますよね。ぼんさいさんの投稿で、先生の事情を知り合点がいった方もいるのではないでしょうか。

ぼんさいさんのXでは、連絡帳に書くネタに困ったときのアドバイスも投稿されています。安心安全な保育を受けるためにも、コミュニケーションツールとしての連絡帳を積極的に活用したいですね。

著者:こびと

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