「半年以内に仕事辞める」3児を抱え…アラフィフの夫が無職に？

夫婦というのは実に絶妙なバランス感覚の上に成り立っている…。そう感じたことはありませんか？夫婦という長い時間をともにする間柄ですから、さまざまなことがあるでしょう。理解できなかったこと、許せなかったこともたくさんあるはずです。そういったものを乗り越えたり、飲み込んだりしながら、夫婦は成長していきます。安田ふくこ(@3kyoudiary)さんの作品『これからお金がかかるって時、夫に言われた事』をご紹介します。

転職したい？お金がかかると話をしたばかりなのに？

安田ふくこさんは夫と今後のお金についての相談をしたばかりでした。3人の子どもがいる安田ふくこさん夫妻。子どもたちの成長に合わせて、いろいろなことにお金がかかるようになってきました。

話がまとまったと思った矢先、夫が突然転職について相談を持ち掛けます。「これからお金がかかる」という話をした直後のまさかの発言。安田ふくこさんはただ驚くのでした。

転職願望の夫に、なんと声をかけるべき？

夫の転職や、仕事の悩みを聞くとき、皆さんはどのような態度を取りますか？夫婦の関係性や夫の性格などでその答えはさまざまあるでしょう。安田ふくこさんの出した答えは、夫に寄り添う、というものでした。

たしかに、一番近くにいるパートナーに自分のつらさを理解してしてもらえるということは、とても心強いものです。また、一番近くで見ていたからこそ、かけることができる言葉もありますよね。

大黒柱の転職は不安が残るかもしれません。しかし、目の前の夫のピンチには、できる限り寄り添ってあげたいと思ったふくこさん。お金も大事ですが、まずは心身が健康でなければなりません。安田ふくこさんの夫への思いやりを感じられるやり取りです。

不満も言い合えてこそ、夫婦のきずなは強まる

ふくこさんの寄り添いに感謝があふれる夫に対し、安田ふくこさんは自分の思いを口にします。ふくこさん自身が育児でつらいとき、夫が突き放すような物言いをしたことがずっと許せなかったというのです。

夫は突然過去の話をされて驚いたようですが、人間だれしも「あのことだけは許せない」という部分があるものですよね。何もかも飲み込むのではなく、ときに本音でぶつかり合うことは、より夫婦のきずなを強めるのかもしれません。山あり谷ありを繰り返しながら、夫婦はその歴史を刻んでいくのでしょうね。

著者：ゆずプー