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“運と縁”を運ぶ香りを!‟新年度の決意”を込めて選ぶといいことがある【大人のお作法】

  • 2024.4.17
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‟今年の香り”に想いをはせて

新年度が始まり、半月が経ちました。遅れて咲いた桜の花見も各地で賑いをみせ、初夏へと移行しつつあります。オフィスでは「今年の目標」や「今期達成すること」など、綿密に計画を立てていらっしゃることと思いますが、プライベートではいかがですか? 初詣で、‟今年は〇〇な年になりますように”とお祈りしたり、絵馬に決意を記したり、それも広い意味で“今年の目標、指針”ですよね。

私は毎年、文字で目標を綴るのではなく、「今年はこんな年にしたい」「こんな自分でいたいな」というイメージをフレグランスに託して、‟今年の香り(フレグランス)”を決めています。

‟今年の香水を決めましょう”というマイルールは、以前勤めていた化粧品会社で実施していた年始のキャンペーン。それからというもの、私自身がハマってしまい、もう何年も続けています。「今年の目標」をダイアリーやノートの裏表紙に記しても、日々の忙しさに追われ見返すこともなく、一年が終わる…なんてことはありませんか? その点、香りは記憶を司る脳の海馬に直接届くので、毎日そのフレグランスを纏うたびに「新年の決意」を思い起こさせてくれるのです。

今年、わたしが選んだのは、totally white(トータリーホワイト)という名前のフレグランス。その名のとおりライラックやスズラン、ジャスミンなど白い花々のフレッシュな香りです。この香りに選んだ決め手はtotally whiteというネーミングが、「今年は新しいことにチャレンジしたい」「真っ白な気持ちで取り組みたい」という気持ちとマッチしたから。そして、困難に出合ったとしても優しく包み込むような香りが癒やしてくれると思ったからです。

この香りがパートナーとなって3ヵ月、季節も冬から春へと変わりました。

毎日の生活のなかでは、楽しいこと、うれしいことだけでなく、予想外なこと、心を痛めることも、ストレスを持ち越すこと多々ありました。でも毎朝“白い香り”を纏うたびに、記憶に刻まれた「今年のイメージ」がリマインドされると同時に、

「今日も一日フレッシュな心でいようね! ハッピーに過ごそうね!」とそっと背中を押される気がしています。

「香水はちょっと苦手」という方におすすめなのは、ほのかに香るボディローションやヘアケアアイテム。そして、空間を香らせるフレグランスキャンドルやインセンスなど。香りの楽しみ方も多様化していて、種類もアイテムも数多く用意されています。ご自分にあった方法、アイテムを探すもの楽しいかも知れません。

風水でも「香りは運と縁を運ぶ」といわれているそうです。

「今年の私はこんなイメージで」と選んだ香りが、新しい出会いやチャンスを運んでくれますように。

TEXT=丸野ひかる

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