4月に入り日差しが明るくなり、気持ちの良い過ごしやすい季節になりました。先日足を運んだ、小金井市の「三楽の森(さんらくのもり)」をご紹介します。
公共緑地 三楽の森
JR武蔵小金井駅から連雀通りを西へ15分ほど歩き、通りから少し南に入ったところに「三楽の森」はあります。地元の方が利用する公民館「三楽集会所」の裏にちょっとした森があるのです。
趣のある庭木戸の門
集会所前の脇道を入るとすぐに、雰囲気のある入口が見えてきました。 庭木戸の門をくぐると芝生の広場があります。
鳥のさえずりが聞こえる森
こちらは小金井市が管理する公共緑地です。森に入るとすぐにウグイスや小鳥たちのさえずりが聞こえてきました。
芝生広場の周りは、高い木々で覆われています。昔ながらの武蔵野の風景を感じることのできる空間です。森の片隅には「蜂宿」がありました。巣作りをする蜂の観察が出来るのでしょうか…
雑木林の木々には、地元の小学生手作りの樹名板がかけられていました。みどりを大切に守りたいという子供たちの思いが込められています。
自然と一体になれる空間
鮮やかな緑に色付き始めた木々の葉に、春の訪れを感じます。これからの季節は藤やイノバラが楽しめそうです。 ここには遊具やベンチなどは何もありません。自然がそのままの形で残された空間です。街の騒がしさから離れた静かな森の中には、ゆったりとした時間が流れていました。
豊かな緑に囲まれた貫井神社
「三楽の森」から南西に5分ほど歩いたところにある「貫井神社」まで足を延ばしました。
こちらは水の神様を祀る神社だそうです。閑静な住宅地の中の、緑に囲まれた場所にあります。美しい景色が楽しめる静かな神社でした。
この辺りは国分寺崖線(はけ)と呼ばれる武蔵野の特色ある地形が広がる地域です。「三楽の森」から「貫井神社」への道のりは、そんなはけに沿った散策が満喫できます。自然豊かな場所で静かな時間を過ごせた春の1日でした。
◆三楽の森公共緑地◆ 住 所 東京都小金井市貫井南町3-6-18 行き方 JR武蔵小金井駅より徒歩およそ15分