「前から知ってたよ」が言える、新星ブランドをフォローしよう!
大小さまざまなブランドが存在するアウトドア業界。中には、オリジナルのキャンプギアを個人製作するところからSNSで評判が広がり、予約から数年待ちになるほどの人気アイテムを販売するブランドも。
そこで、Intagramのフォロワーが“まだ”1万人未満の「次来る」ブランドをhinataの独断と偏見でピックアップ。
新たなお気に入りブランドをいち早くフォローするチャンス!ぜひ、今のうちにフォローしておきましょう。
兵庫県の兄弟で営むアウトドアアパレルブランド「x azuroy x」
兵庫県で兄弟が営むブランド「x azuroy x(アズロイ)」。キャンプや音楽フェスにぴったりのアパレルアイテムをつくり、販売しています。
元々は兄弟別々で衣類関係の会社でお仕事をしていましたが、兄の友希さんが独立するタイミングで弟の渉さんも一緒に2016年から「アズロイ」をスタート!
それぞれの培ってきた経験を生かし、ハンドメイドでオリジナルアイテムをつくり始めました。
趣味でバンドをしていた友希さん。レッドホットチリペッパーズや椎名林檎などのファンクやロック系の音楽が特に好きで、当時好きだったイギリスのバンド「ジャミロクワイ」が、ジャージに帽子を被ったスタイルで歌っていたのを真似し、帽子を自分自身でつくったことがブランドスタートのきっかけでした。ブランド設立当初から、GO OUT CAMPなどのイベントや音楽フェスなどへの出店にも力を入れていました。
2024年現在は兵庫県豊岡市に実店舗を構え、オリジナルアパレルアイテムの販売をはじめ、カフェも運営しています。料理専門学校を卒業した、友希さん自慢のおしゃれなカフェメニューが味わえます。
アイテムを実際に見て触って、食事も楽しめる店舗を営業中
自分のキャンプスタイルが絵柄になる、カスタムTシャツ
「アズロイ」イチオシ!オリジナルのカスタムTシャツ。2017年の発売当初は、数パターンの決まったデザインのキャンプTシャツを展開していました。そのころ、ちょうど新車に乗り換えたキャンプ好きの家族から「Tシャツの車をデリカにして、ほかの部分はこんな風にしてほしい!」というさまざまな要望が。
それを聞き「商品を自由にカスタムできるTシャツにしたら、もっとお客さんに喜んでもらえるのでは!?」ということに気がついた萬谷さん兄弟。
イベント出店を重ねるにつれ、直接お客さんからの要望を聞く機会もどんどん増加。オーダーごとにデザインを作成し、手作業で転写プリントする“完全オリジナル、カスタムデザインTシャツ”の形へ進化していきました。
一緒にキャンプに行くかわいい愛犬だったり、カスタムした車のルーフラックだったり、お気に入りのテントだったり、どんなリクエストにも応える!というのが「アズロイ」の哲学。こだわりの強いキャンパーにとって、たまらない1着が完成します。
憧れの車やテントをデザインするのもおすすめ
キャンプ仲間とおそろいにしたり、プレゼントにしたりするのもおすすめ!カラー展開も豊富です。
家族で色違いを着るのもステキ
Tシャツの完成までは、お客さんと細かくデザインを確認しながら作っていくので、安心してオーダーできます。お客さんがデザインに納得するまで、何度も修正してくれる徹底さも「アズロイ」の魅力。
時には、お客さんの100%イメージするものを完全な形にするまでが難しいときもあるそうです。ただ、お客さんが喜んでくれることが何よりもうれしいという、萬谷さん兄弟。
決して決まったパーツデザインから選ぶのではなく、自分がデザインにしたいものをていねいに表現してくれる「アズロイ」のカスタムTシャツは、まさに世界にひとつだけのオリジナルアイテムです。
人気No.1のヴィンテージ感漂う「takibiキャップ」
「アズロイ」の人気ナンバーワンアイテム「takibiキャップ」。
難燃性の高いキャンバス生地に、フロント部分には焚き火のデザインが刻印された革タグを配置。レザーを使用することで、アウトドアシーンにマッチするだけでなく、高級感もプラスし、普段使いもできる大人向けアイテムに仕上がりました。
キャップのアジャスターには「アズロイ」オリジナルの「パラコードアジャスター」を採用。パラコードとは、強度と軽量さが魅力のパラシュートを支えるための用途として使われる紐です。
両サイドのパラコードを引っ張ることでフィット感を調節できる仕様
開発時、スタンダードなキャップの調節ベルトデザインだと「ありきたりでつまらない」と思い、調節も簡単なパラコードアジャスターで特徴的なキャップが完成しました。
帽子のカラーと服との相性やバランスを考慮して、配色にもこだわった「アズロイ」自慢のアイテムです。
「キャンプに身につけたい!」アイテムをつくるブランド
一度地元兵庫県北部を離れたものの、現在は戻ってきてブランドを営む萬谷さん兄弟。地元について「学生時代は地元に何もなくてつまらなかった」という友希さんですが、これからは自分のいる街がおもしろくなるような取り組みもしていきたいとのことです。
「いつか音楽フェスなどのイベントを地元で開催したい!」という想いもあります。
兄弟だからこそ意見がぶつかり合うことも多いそうですが、お互いに妥協せずにやるからこそ生まれている「アズロイ」の魅力あるアイテムたち。
「アズロイ」のオリジナルアイテムで、彩あるキャンプファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか?