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36万分のベビーシッター助成、もうもらった?「手続きが面倒で…」そんな悩みを解決する意外な方法

  • 2024.4.17

東京都の一部の地域には「ベビーシッター利用支援事業」という助成制度があります。地域によって対象年齢に違いがありますが、年間最大36万円分のベビーシッタ−が利用できる制度です。あなたがお住まいの地域にも、似たような制度はありませんか?

このような制度は、行政のホームページでも見つけにくく、制度自体を知らない・自分が対象かがわからないというケースがあります。さらに「手続きが面倒くさい」「申請の方法が難しそうでなんとなく避けている」という人もいるようです。

そうはいっても36万円分という大きな金額。もちろんママのリフレッシュ利用もOKです。これを活用しない理由はありません。

助成は欲しい。でも手続きが面倒…

行政が実施する制度の多くは、少し面倒な説明文を読み込まねば理解ができません。また、面倒な書類を用意する必要があります。普段であれば難なくできることも、子育てをしながらとなると話は別。

育児をしているとあっという間に時が過ぎ、制度を利用できないまま終わってしまうこともあるでしょう。

そんなママの力になるべく、東京都品川区では「面倒な手続きをみんなでお茶を飲みながらやろう!」という地域のママによる「子育てお話会」が開かれているそう。

主宰の木村有花さんに話を聞いてみました。

一緒にやれば面倒じゃない!

木村さんが主宰する会では、制度についての説明や申請書類を一緒に作るほか、実際に制度を利用しているママとの情報交換もおこなわれるそう。

近年、ベビーシッターの派遣会社に登録されているシッターの数も多く、探すだけでもかなりの労力がかかります。そんなときは、制度を使ったことがあるママがベビーシッターを探すときのポイントをアドバイスするのだそうです。

例えば、英語が使えるシッターさんに英語で保育してもらう、音楽が得意なシッターさんにたくさん歌ってもらうなど、プロフィールをしっかりみることで、有意義な使い方ができるようになるとのことでした。

ベビーシッターの探し方をレクチャーし、予約をとった後は、区に出す書類を一緒に作ります。1人でやると億劫な書類も、みんなでワイワイと向き合えばさらっと書けてしまうから不思議なもの。木村さん曰く、一度やってしまえば以降は簡単にできるのだそうです。

ベビーシッターの活用方法

便利な制度であることに間違いはありませんが、ベビーシッターを家に呼ぶ、自分の不在時に子どものお世話をしてもらうことに抵抗がある人もいるのではないでしょうか。

木村さんにお聞きすると、送り迎えだけお願いする、公園や児童館で遊んでもらう、一緒に家に居て自分は家事や仕事をするなどの使い方をする人も多いのだとか。

特に最初は、シッターさんと一緒に家で過ごすようにすると、子どもとシッターさんとの相性がわかるのでおすすめだと話していました。

今回ご紹介したのは東京都のケースですが、地域によってさまざまなサポート制度があります。しかし、どれも手続きが面倒である可能性は否めません。

そんなときは、木村さんが開催される「子育てお話会」のように、ママ友・先輩ママと一緒に手続きをしてみてはいかがでしょうか。

利用できる制度がないか、どのように手続きしたら良いかは、お住まいの地域のホームページを見たり、役所に問い合わせたりすることをおすすめします。使える制度は活用し、子育てをしていきたいですね!

ベビーカレンダー編集部

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