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【京都お茶】知る人ぞ知る茶道家元御用達の老舗!繊細な余韻のほうじ茶絶品「柳桜園茶舗」

  • 2024.4.16

おおきに~豆はなどす☆今回は中京区二条寺町から西へ行った場所にある、知る人ぞ知るお茶の老舗。茶道三千家、有名寺院御用達で、特にほうじ茶が絶品。

茶道家元御用達の知る人ぞ知るお茶の老舗

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中京区御所南エリア。二条寺町から西へ行った場所にあるお茶の老舗『柳桜園茶舗』。以前からその存在を知りつつ、和食店の仕上げにこちらのお茶をいただいたこともありましたが、普段買い求めるお店が決まっており、さらに種類もお煎茶とお番茶以外、他のお茶をあまり試す機会がありませんでした。

しかしながら、つい最近金沢で飲んだ加賀棒茶が未体験の美味しさで、ほうじ茶もいろいろと試してみると、奥が深い世界なのかな、と。そこで、こちらのほうじ茶を試してみたいと思いやってきました。

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お店自体はこじんまりとした佇まいの、それほど規模の大きくない店舗ですが、茶道三千家(裏千家・表千家・武者小路千家)の家元御用達の抹茶を扱い、1875年創業の老舗。そして有名寺院総本山御用達でもあり、何気にスゴイお店です。京都高島屋百貨店でも購入できるみたいです。

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店内の撮影は一部に限り、お許しいただきました。店内には老舗の茶舗でしか見かけないような茶壷が並んでいます。

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こちらは贈答用ですかね。煎茶やほうじ茶が各種。

お抹茶や京番茶は茶箱などに保管されてる様子で、注文を聞いて奥から持ってこられるような、そんなスタイルでした。商品について質問すると、わりと正確にいろいろなことを教えていただけ、買い求める際にもわかりやすい説明を受けました。

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途中、お煎茶もいただき、あー昔からの茶舗って、小上がりの隅に茶釜があって、来る客に美味しいお茶を振舞ってくれたりしてたな、と祖母の買い物に同行した時の遠い記憶を思い出したり。

今回はかりがねほうじ茶、京番茶を購入。

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といっても、かりがねほうじ茶金はすでにほぼほぼ飲んでしまい、あとわずか(笑)

で、ほうじ茶は一般的に茎の部分のお茶『茎茶』になるわけですが、その呼称も地域によって違い、金沢では『棒茶』と呼んだり、京都では『ほうじ茶』、さらに玉露茎茶が入った『かりがね』などと呼んだり。

こちらでは、かりがねほうじ茶も2種類あって、浅煎りのものや、今回購入した玉露以外の茎茶も全般入ったちょっと割安タイプ『金』648円。

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京番茶『刈番茶』648円は一番茶、二番茶を摘み取った後の茶葉を茎ごと刈り取ったものを使用。茶葉を蒸して鉄釜で炒り、京番茶らしい独特の風味を引き出し、子供やお年寄りにも優しい味わいのお茶とのこと。水代わりに常飲するようなお茶。

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今回はかりがねほうじ茶を試してみました。

温度帯によっても味わいがまた違うわけですが、熱いお湯で淹れたてのお茶は渋みと深み、さらに茶葉の華やかなフレッシュさも残し、なんともいろいろな味がふくよかに感じられ、飲んだ後の余韻がまた良し。普段水がわりに飲むお番茶とは全然タイプが違います(笑)

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普通に淹れて飲んで美味しいお茶ですが、今回はとある日の朝食にほうじ茶粥にしてみました。白粥とちがい、お茶が身体のデトックスを促すような、浄化されるような、そんな味わいの茶粥に仕上がり、たまに家で定期的に食べたいな、と思えるようなほうじ茶ならではの美味しさ。飲むだけじゃない料理への活用も広がるような。また、もう一方の浅煎りタイプのかりがねも次回試してみたいですね。ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:柳桜園茶舗
場所:京都市下京区河原町西入真町52
電話:075‐411‐0001
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜日
関連サイト:https://www.omotesenke.jp/chanoyu/7_1_54b.html

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