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世界的ベストセラー著者による子育て本から学んだフランス流育児

  • 2024.4.16
出典:ぎゅってWeb

『フランス人は子どもにふりまわされない』パメラ・ドラッカーマン 著

フランス流の子育てが学べる本から私が学んだことのシェア第2弾です。私が普段から学んでいるさまざまな勉強会の情報を交えながらお伝えします。

1.子どもを「目覚め」させ「発見」させていますか?

フランスは芸術の都、料理やデザインにおいても独自の文化形成を遂げていることはみなさんもご存知の通り。現代社会で求められるビジネス人材要件において、クリエイティビティやアイデアの発想力は必要不可欠とされています。

では、どうしたらそういった能力を伸ばせるのか?まずは、新しい食べものを味見して楽しむ感覚や、 自らの身体の動きを通して自分たちの身体を「発見する」ことを存分にさせてあげましょう!

プールで泳ぎを教える前に、パシャパシャするだけの新しい感覚を「目覚めさせる」。訓練や練習と言いたくなるところはぐっと我慢して!この子の感覚を目覚めさせるにはどうしよう?自分で発見させるにはどうしたらいいかしらと考えてみませんか?

「目覚めさせる」に関して私たちが難しく考える必要はありません。あれこれ知識を詰め込んだり、初めから説明して教えたりせず、本人の気持ちの赴くまま、自分のペースで身につけさせてあげれば良いのです。(もちろんケガをさせろという意味ではありません)。

世界を自らひとつずつ発見し、感動を何度でも繰り返すことで子どもの神経経路は進化していくはず!でも本当に一番大事なことは、この世界が生きるに値するとっても楽しい場所であるということ知ってもらうコトだと思います。

2.余裕をもち、のんきにどーんと構えましょう

勉強に音楽、運動と教室にいくつも通うのはすばらしいことで、無駄になることはないかもしれません。私たち親も、今の頑張りがこの子の将来につながると思って、子どものことを思えばこそ先回りして色々身につけさせてあげたくなりますよね。

だけど幼児には、ただ遊ぶだけの時間をたくさん与えるようにすることも必要なようです。私たちだって起きている間ずっとやらなくてはいけないことしかできなければ、ストレスがたまってしまうのではないでしょうか。

例えば、探検ごっこなどは子どもたちに忍耐力や人間関係の築き方、問題を創造的に解決する方法を教え、注意力を高めたり、自信をつけさせいろんなことにチャレンジする気持ちと機会も与えてくれます。習いごと以外の遊びでもたくさんのことを学ぶことができますし、自分自身で必要だと感じなければ身につくこともむずかしいです。

子どもだって一人の人間、大人と同じで遊びは発達のためだけではなく、生きる楽しみが大切なことを忘れないでいましょう!

3.子どもたち同士で社会性を身につける

私たちも子どもと1対1で一日中過ごしていると、大人の世界が恋しくなることがありませんか?それは子どもにとっても同じことかもしれません。

もちろん親子一緒にいる時間は必要で楽しい幸せな時間です。でも親と子という関係だけではなく、子どもたち同士で、消防車やお姫さまに夢中な仲間と遊んで社会性を身につけることも大切なことではないでしょうか?わが子に自分で友達を作り、順番を待ち、ひとりで仲間に入るにはどうしたらいいかを学んでもらうことは、この先に必要な能力でしょう。

また、時には公園などですべり台の後ろから押したり押されたり、子ども同士のケンカもあるでしょうが、その度にすっ飛んでいき子ども相手に声を荒げたり介入したりせずに、子どもが自分自身で争いを解決する機会を与えてみましょう(ケガをするような場合は除いて)。

いちいち全部してあげてしまうと、手助けがなければ何もできない子になってしまう可能性もあります。自分で何でもできる力があると心から信じてあげましょう。「やってあげるコト」は「あなたはできない」のメッセージになってしまうことがあるといいます。危なくないことはまずはやってみてもらいましょう!

初めはやさしく見守り、難しいようであれば見本を見せてあげたり少しサポートしてあげるなど、段階を踏んで成長を見守りたいですね。

世界は楽しいところだと知ってもらいましょう!

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<ぎゅってブロガー/SAKURA>

趣味は読書とインテリア、いつも美しくて優しくて幸せなモノ/コトを追いかけています。おうちを『家族の宝箱』となるように美しさと暮らしやすさの両立を目指して、Wワーク&2歳の可愛い怪獣さんと日々幸せに奮闘中です。 最近は図書館ボランティアとバレエも始めました。本の朗読や音楽、甘いお菓子と紅茶が大好きです。

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