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【1分酒場:鎌倉天幕・白石徳宏】辣子鶏×ヱビスビール 350ml

  • 2024.4.16

鎌倉天幕・白石徳宏さんの「辣子鶏(ラーズーチー)」

【今回の案内人】
鎌倉天幕/白石徳宏
1999年にニューテックジャパンを創業し、名だたるアウトドアブランドのテントの製造を手がける。2018年にオリジナルブランド「鎌倉天幕」をスタート。「自分が欲しいもの、納得ができるもの」にこだわり、独創的で良質なアウトドア用品を生み出し続けている。

キャンプ以外にも、トレッキング・ダイビング・サーフィン・ツーリング・ボート・釣り・ゴルフ・狩猟など幅広い趣味を楽しむ根っからのアクティブ派。キャンプの醍醐味は、自然と向き合い創意工夫で解決すること。おうちでも屋外でも毎日飲むというお酒好きでもある。

辛党が必ず夢中になる四川料理!

仕事の中でアジア諸国との関わりも深いので、いろいろな国で本場のご当地料理を味わってきました。その中でも特に衝撃的だったのが、鶏肉を辛く揚げる「辣子鶏(ラーズーチー)」。30年前に中国で初めて食べたときの感動は忘れられませせん。

こんなふうに、キャンプなどのアウトドアでも各国の料理を再現することが多いんですが、辣子鶏はルックスのインパクトも手伝って、みんなでわいわい楽しむ場にもぴったり。辛い料理が好きな人はきっとトリコになるはずですよ!

【材料】
A
・鷹の爪:数本(中国産や韓国産の辛みが弱いものを20本~好みの量まで)
・むいたニンニク:5〜7片
・花椒(ホアジャオ):1~2つまみ
・油:揚げられる量(1カップ~)
・塩 ※塩味が足りない場合のみ

B
・塩味の焼き鳥のネギマ、手羽、ヤゲン軟骨:各1~2本
・落花生:少量
・長ネギ:緑色(葉身)の部分を適量

まずは材料Aを油に入れて「揚げ油」をつくります。

このとき、ニンニクは半分に切り、鷹の爪は半分に折って中の種を抜きましょう。種の量で辛みが決まるので、辛くしたくない人はていねいにとってください。準備が整ったら油に投入して、低温からゆっくりとニンニクに火が通るまで加熱します。ニンニクを揚げながら油に香りを移すイメージで。

キャンプ場でも、このように油の準備から進めるのが素早く料理を完成させるためのコツのひとつです。

揚げ油を180℃に熱して材料Bを投入。入れて約1分間、混ぜながら揚げてください。その後、油切りをして盛り付けたら完成です。

ちなみに、花椒の香りがつけば中華テイストになりますが、花椒がなければペペロンチーノのような味わいになるので、お好みでアレンジしてみてくださいね。

濃い味のおつまみには、コクのある缶ビールがマッチ!

辣子鶏は今回つくり方を紹介した串から外した焼き鳥や、ほかにも軟骨唐揚げでもおいしくできるんです。あらかじめ火が通っていて手早くつくれるので、「いますぐおつまみが欲しい」というときにもってこいなんですよ。

また、鷹の爪の種を使わなければ辛さを抑えられるので、ファミリーキャンプにもいいですね。私の子どもたちもあっという間に平らげたほどです。

味にインパクトがあるおつまみなので、合わせる缶酒にはコクがある濃いめのヱビスビールがお気に入りです。実はお酒は強いのが好きで(笑)、ジンやウオッカ、白酒、焼酎、ウイスキー、ワイン、日本酒……、なんでも飲みます。そのうえで、夏が近づくとやっぱりビール!ってなりますよね。

缶ビールならキャンプにも気軽に持っていけるので、この組み合わせは間違いなし。皆さんもぜひ試してみてください。

次回も「キャンパーの1分酒場」をお楽しみに!

今回は鎌倉天幕の代表・白石徳宏さんに、四川の家庭料理「辣子鶏」とコクを楽しむ「ヱビスビール 350ml」を教えてもらいました。

ほどよい辛みがやみつきになるおつまみと、それをチルしてくれる味わい深いビールのペアリングは絶品です。

次回もお酒とキャンプをこよなく愛するアウトドア業界人に、お気に入りの「1分おつまみ×缶酒」を紹介してもらうのでお見逃しなく!

イラスト/小池ふみ

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