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【CAMPING KAN】スタイル変幻自在!韓国を代表するコットンテント&シェルター

  • 2024.4.16
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軍納や輸出を中心に、コットンテント一筋30年!

CAMPING KAN(キャンピングカン)は、1988年創業の「カン商事」を母体とし、2017年に立ち上げられた韓国のアウトドアブランド。カン商事時代からキャンバス地のテントだけを専門に製造しており、軍納や輸出を軸として、過酷な環境に耐えられて素早く設置できるテントを開発してきました。

長年の研究と試行錯誤が生み出したノウハウと「時代に合わせた変化」を果敢に取り入れる柔軟性で、個性的な商品を次々とリリース。約13万人が参加する自社コミュニティで消費者とも積極的にコミュニケーションを取り、ユーザーのフィードバックも活用しながら進化を続けています。

カメレオンのような変幻自在さで自分好みのスタイルを極められる!

2024年4月現在、日本公式サイトで予約受付中のバブルシェルター(中央)の連結例。左右にテントをドッキングさせて、共通リビングを有する2つの寝室をつくることもできます

キャンピングカンのテントといえば、外見の一体感を保ちつつ複数のテントを連結できるという特徴でも知られています。単体のテントでコンパクトに過ごしてもよし、大きな空間をつくって家族や気の合う仲間と過ごしてもよしと、まさにカメレオンのように変幻自在!

しかも、テント、シェルター類はすべて自立型で設営にガイロープを必要としない(※)ため、キャンプを始めたばかりの人や設営に時間をかけたくない人にもおすすめです。

代表取締役であり、自らデザインにも携わるチョ・サンホさんが「ときには動物の形を見てインスピレーションを得ることもあります」と語るユニークな形状も、連結することでより圧倒的な存在感とオリジナリティを放ち、注目の的に!

※風が強いときなどは付属のガイロープで補強することをおすすめします

ユニークで居住性も高いテント&シェルター3選

一年を通して快適なコットン製で、悪天候に強い工夫や設営の簡単さにもこだわったキャンピングカンのテントとシェルター。ソロ向け、ファミリー向け、シェルターと、各ジャンルの中からピックアップした人気商品とともに、その魅力を覗いてみましょう!

【オークドームMINI】まずはここからエントリー!フラッグシップテントの最小モデル

軒先を思わせるサンガードは、ギア置き場やちょっとした前室としても使えます

シンプルな構造と内部の広さを確保したトンネル型テントの「オークドーム」は、キャンピングカンの代表作。そのオークドームの最小モデルが「オークドームMINI」です。

アーチ型のポールに、まるで「梁」のように屋根ポールが3本渡され(ほかのサイズは5本)、風に強い構造を実現しています。一見、設営が複雑なのではと思わせられるものの、構造はシンプルで設営も簡単。しかも、防水スカートや3重窓のサイドウインドウ、日差しを遮るひさしなどを装備しており、シーズンを通して快適に過ごせる工夫が随所に施されています。

※オークドームMINIは連結ができません

【マカプラス】独自のポール使いで居住スペースをアップ

二つめに紹介する「マカプラス」は、曲線が美しいドームテント。

ドームテントといえば、四角形のフロアと対角線につながったメインポールを使用するのがスタンダード。側面は生地がフラットになって、実は「ドーム」と言いつつも室内は球形にならないテントが多いのです。

そこで、「実用スペースの損失を最小限に抑えたテントの商品化」をコンセプトに生まれたのがマカプラス。側面にもサイドポールをクロスさせることで膨らみを持たせ、広い空間と独特のデザイン性を実現しました。

悪天候にも耐える17.5mmの頑丈なポールや防水スカート、通気性を高めるベンチレーションや標準装備のサンガードで、季節を問わず使用できるのも魅力です。

4~6人まで対応の広々としたドームテント。高さが180cmあり、成人男性でも比較的腰を屈めずにテント内の移動ができます

【ブローシェルター】まるでヤドカリ!?フルクローズでも景色が楽しめる大型シェルター

ツンと立ち上がったツノのような屋根や曲線の入口がヤドカリを思わせるユニークな形状

最後はキャンピングカンの名を一気に世に広めた「ブローシェルター」。

キャンパーがより自然に近づく方法を学ぶために開発」されたこちらは、オープンでもフルクローズでも使用が可能。正面にウレタン窓(※)を設置すれば、冬でも180°のパノラマビューで雄大な景観を楽しむことができます。

中央の支柱とメインポールの組み合わせにより、上からの積雪や横からの風に強い構造も頼もしい。そして何といっても、テントやシェルターと連結してオリジナル空間がつくれるのが魅力です。

※両サイドのウレタン窓は標準装備、正面ウレタン窓はオプションです

ブローシェルターにドーム型テントレギュラスを連結させて広々とした空間に。右側の三角形部分がウレタン窓で、冬でもあたたかな幕内から雪景色が楽しめます

本場・韓国の展示会でも注目度大!

軍での使用基準を追求するなかで、生地の耐久性に改良を重ねてきたキャンピングカン。その結果、他社製品と比べて重さはあるものの、「厚みと密度の高さにこだわった良質な生地を使っており、長年の使用に耐えるテント」という評価が定着するようになりました。

耐久性を考えるとコスパもよく、本国ではコットンテントにおいてトップクラスの人気を誇っています。2024年3月に釜山BEXCOで開催された「キャンピング&レジャー車両博覧会」でも、会場内で最も広い展示スペースに新作が並び、多くのファンが詰めかけました。

現在の代表取締役チョ・サンホさん(写真右)をはじめ、30代が多いエネルギーあふれる会社

4シーズン快適で個性的なコットンテントでキャンプも新生活!

取材をした2024年3月現在は、まさに新生活がスタートする季節。アウトドアもシーズンオンになり、ギアの新調や新スタイルを検討している人も多いのではないでしょうか。

独創的なデザインと長年の技術が凝縮された耐久性の高さ、変幻自在なレイアウトがかなうテントは、新しいシーズンを迎えるのにぴったりかもしれません。日本上陸間もないキャンピングカンで、トレンドを先取りしてみては?

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