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京都の昼、お腹いっぱいならぼーっとひとやすみ。京都さんぽ部部長の、 ひとやすみアドレス。

  • 2024.4.17
出典 andpremium.jp

朝から晩まで楽しみの尽きない京都さんぽ。往々にしてランチとディナーは事前に考えていくものの、合間の休憩は行き当たりばったりになりがち。見渡せば何かしら入れそうな店の見つかる街中や名所の近くは混雑必至だし、住宅街なら何も見つからずさまようことになる。あてもなく歩くのも楽しいけれど、せっかくならひとやすみできる場所が頭に入っていると安心。本誌連載「&Kyoto」の「京都さんぽ部」部長で、現地在住ライター、コーディネーターの大和まこさんが、モーニング、昼の食休み、おやつ時、夕方の0軒目、夜喫茶の5つのシーンでひとやすみアドレスを教えてくれました。

食の漫画好き必見、『大丸京都店』の『まんがの壁』。
京都御苑を歩くなら、2022年オープンの「清和院休憩所」へ。

昼、お腹いっぱいならぼーっとひとやすみ。

美味なる誘惑の多い京都では、最大限に自分を甘やかしたい。とは思うものの、食べ物も飲み物ももう何も入らず、ただ休みたいときがある。

昨年9月にレストランフロアがリニューアルした『大丸京都店』の『まんがの壁』は、約3000冊もの食にまつわる漫画を集めた読書コーナー。京都在住の漫画家・魚田南の『はらへりあらたの京都めし』などもあり、ガイド的な役割も。

岡崎「ロームシアター京都」パークプラザ3階『ブック&アート ガレリア』も地元民が立ち寄るスポット。『京都岡崎 蔦屋書店』セレクトの本を手に過ごせる。

京都駅近辺なら京都駅ビル屋上の「大空広場」と「葉っぴいてらす」へ。賑わうターミナル駅の雑踏から逃れる開放的な空間が広がっている。

忘れてはいけないのが鴨川や京都御苑。いくつものベンチがあって使い勝手がいいし、京都御苑の中央東側にある「清和院休憩所」も快適だ。

まんがの壁
「読むレストラン」をテーマにした空間。北山杉のベンチや椅子でくつろげる。京都市下京区四条通高倉西入立売西町79大丸京都店8階 075‒211‒8111(代表) 10時〜23時 元日休

ブック&アート ガレリア
『京都岡崎 蔦屋書店』がプロデュース。選書はアートや芸術系が中心。京都市左京区岡崎最勝寺町13ロームシアター京都 パークプラザ3階 なし10時〜17時 不定休 日時は催しにより変動

大空広場と葉っぴいてらす
京都駅ビル西側の大階段を上った先にあり、ベンチも多数。京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路901 075‒361‒4401(駅ビルインフォメーション10時〜19時) 6時〜23時 無休

清和院休憩所
2022年新設の休憩所。ガラス越しに京都御苑を眺められるベンチがある。京都迎賓館の受け付けも兼ねている。京都市上京区京都御苑239時30分〜16時30分 水休(京都迎賓館の一般公開に準じる)

「京都さんぽ部」部長、ライター、コーディネーター。 大和 まこ

出典 andpremium.jp

「京都さんぽ部」部長。ライター、コーディネーター。京都暮らしも、もはや25年目に。連載「&Kyoto」は2022年に100回目を迎えて継続中。京都の景色や、食べたもの、買ったものをInstagram(@makoyamato)で発信している。

出典 andpremium.jp
&Premium No. 124 Kyoto Solo Trip / やっぱり、ひとりでも京都。

京都の街を巡り歩くとき、なぜこんなにも心が浮き立つのでしょうか。風情ある神社仏閣や庭、精緻な工芸品を扱う店や美しい佇まいの町家に出合ったかと思えば、そのすぐそばには個性的なコーヒーショップや書店、ギャラリーや生活道具の新店が。長い歴史の中で脈々と息づいてきた伝統と、新しいカルチャー、そして〝ふだんの表情〞を、さらりと共存させる街、京都。今号は、ひとりでも楽しめる京都、そして、ひとりだからこそさらに楽しい京都を案内します。

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