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「 子どもはいらない」…不妊治療中の妻が下した決断のワケ

  • 2024.4.16
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この物語は、著者・海原こうめさんの読者さんの体験談。主人公・シカさんは不妊治療中でしたが、夫ががんになってしまい状況が一変します。夫の命が何より大事だと思いながらも、子どもを望む気持ちを捨てられないシカさんが自分なりの答えを見つけるお話です。夫のがんが再発してしまったので、夫婦で医師からの説明を受けに病院に行きます。『不妊治療中にがん告知されました』6話をごらんください。

がん治療の影響で妊娠はほぼ不可能であると説明を受け、子どもを望んでいたシカさんの心は大きく揺れました。

しかし、医者から子どもを希望するかどうか聞かれたとき、シカさんは「いりません」と即答しました。夫には余計な罪悪感を持たず、がんの治療に集中してほしいと思ったからのようです。

夫婦で導き出した幸せのかたち

このお話は、不妊治療中に夫ががん告知を受けた夫婦のエピソードを漫画にしたものです。30歳を目前に不妊治療を始めたシカさん。そんな矢先に、夫に大腸がんが見つかります。

「子どもがいる」「結婚をしている」「お金がある」…「幸せ」に対する指標は人それぞれ異なります。何かを諦めることで、失う悲しみがあるかもしれません。ですが、選択肢を「諦める」のではなく、自分で「選んだ」と思えるのであれば、気持ちの向き方や歩み方も違ってくるのかもしれません。

様々な葛藤を抱きながらも、2人で生きる道を選んだシカさん夫婦。『不妊治療中にがん告知されました』は、一瞬一瞬を大切に思いあいながら支え合う夫婦の姿から、「幸せ」のかたちについて考えさせられるお話です。

著者:ママリ編集部

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