キャベツとじゃがいもに火を通してからオムレツにすることで、時短になります。さらに、甘味が引き出されたキャベツが堪りません!料理研究家の瀬尾幸子さんに、旬の食材を使った簡単につくれて、でもしっかりと美味しい主菜レシピを教えてもらいました。
■“キャベツとじゃがいものチーズオムレツ”のつくり方
キャベツとじゃがいもを電子レンジでチンしてからオムレツに。炒めてつくるよりも圧倒的に時間を短縮でき、何よりもそのおいしさに目を見張ります。特にレンチンキャベツが絶品!
卵に包み込まれたキャベツのシャキシャキと小気味よい歯ごたえ、口中にあふれる豊かな甘味、お好み焼きのようなこんがり香ばしい香りに感動しますよ。
◇材料 (2~3人分)
卵:4個
新キャベツ:1/4個
新じゃがいも:1個(120g)
ピザ用チーズ:50g
牛乳:大さじ3
塩:少々
胡椒:少々
バター:大さじ1
(1)下ごしらえ
じゃがいもは皮をむき、 1.5cm角に切る。キャベツは幅2cmの短冊に切る。ボウルに入れてラップをふんわりとかけ、電子レンジ(500W)で7分加熱する。卵は割りほぐし、ピザ用チーズ、牛乳、塩、胡椒を加えて混ぜる。
(2)炒める
フライパンに中火でバターを溶かし、キャベツとじゃがいもを加えてからめる。
(3)卵液を加える
②に卵液を流し入れ、弱めの中火にして蓋をする。 2分ほど焼いたら裏返し、再び蓋をして弱火で3分ほど焼く。
――教える人
「瀬尾幸子 料理研究家」
料理研究家。日々のごはんづくりを助けてくれる、シンプルでわかりやすいレシピが持ち味。『ラクうまごはんのコツ』(新星出版社)、『みそ汁はおかずです』(Gakken)、『賢い冷蔵庫』(NHK出版)、『おつまみ横丁』(池田書店)など、ベストセラー多数。2022年8月よりYouTubeチャンネル「ラクうま瀬尾食堂」を開設。「見ればつくれる」料理を毎週金曜日に配信している。
この記事は四季dancyu 2023 春に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:ローラン麻奈