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274万回再生!「元嫁が酒と薬を飲み子どもの前で…」シングルファザー激白!子どもを連れて逃げた日

  • 2024.4.15
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YouTubeチャンネル「シンパパいっきとひーちゃん」は、シングルファザーのパパ、息子のいっきくん、娘のひーちゃんの3人暮らしの日常を発信しているチャンネル。2020年12月に動画投稿を開始し、登録者数は8.1万人(※2024年4月中旬時点)です。

普段は和やかな日常生活を動画投稿しているシンパパさんですが、実はシングルファザーになったきっかけが壮絶だったそう。今回は離婚を決意したきっかけとなった日の出来事について、当時のことをパパに振り返ってもらいました。

元嫁がアルコールと薬を飲んで子どもたちの前で倒れた

事の発端は、家を出る1カ月ほど前、ある日の朝5時ごろ。

当時、いっきくんは10歳、ひーちゃんは5歳。

子どもたちはたまたま早起きをしていて、僕は寝ていました。

「ママー!」という叫び声が聞こえたのでリビングへ行くと、子どもたちの前で、元嫁がアルコールと薬を大量に飲んで倒れ込んでいる姿が……!

その後、救急車で病院に搬送され、数日間入院。後で知りましたが、男女関係が理由だったようです。

元嫁が親権を取りたがり、すぐには離婚できず……

子どもたちからしたら、とんでもない状況を見てしまっているので、どうフォローしていいか分からず、かなり悩みました。

この日は会社に事情を伝えて、在宅ワークにしてもらうことに。

ずっと子どもたちのそばにいて、フォローしながら家事、育児をこなします。

このときに子どもたちから僕が家にいないときの話などを聞き、ショックで言葉が出ませんでした。

今まで子どもたちがずっとつらい思いをしていたかと思うと、涙が止まりませんでした。

今まで何度か離婚の話がありましたが、「子どもたちは渡さない」という相手の意思が強く、不貞など何の証拠もない状態では父親が親権を取ることが難しく、なかなか動くことができなかったのです。

また暴れる元嫁を見て、ついに家を出ることを決意

退院したあとも、アルコールをやめられず毎日晩酌をしていた元嫁。

子どもたちの泣き声や、朝晩関係なく聞こえてくる怒鳴り声、酔った元嫁がひとりで歩いているところを何度も目撃され、近所の方々からの通報で児童相談所が介入することもありました。

ある日(家を出る前日)、元嫁が飲みに行ってしまい(止めましたが子どもたちの前で暴れるのでそのまま行かせました)、数時間後に、道路で寝ているところを警察に保護され、警察の方と家に帰ってきました。

また、薬を飲み暴れ出す元嫁。

その姿を見て、ひーちゃんが、怖いと僕に必死にしがみついてきました。

震えた姿を見たときに、もう何も考えず子どもたちを連れて家を出ようと決心しました。

子どもたちを連れて、逃げるように家を出る

次の日、子どもを学校と幼稚園に送り出したあと、元嫁が寝ている間に荷物をまとめて次々と車に積み込み、子どもたちが帰ってきたタイミングで家を出ました。

実家に、しばらく泊めてほしいと連絡すると、やさしく快く迎えてくれました。

(実家には、今までこういう相談は一切していなかったのですが、なんとなく勘づいているところがあったようです)

「すべてから解放された!」というどこか清々しい気持ちと、

「もう動き出したら引き返せない」

「親権争いになったらどうなる?」

「これは連れ去りに当たる?」

「明日からの学校、幼稚園、仕事はどうしよう」など、車で実家に向かう途中にさまざまな不安や考え、思いで頭がグチャグチャになっていました。

今考えると、一度動き出したら突き進むしかないので、意外と何とかなるもんだなと思います。

離婚して大変だったこと

家を出てから、大変なことがたくさんありました。

まず、離婚直後は、急に家を出たので住むところがなく、実家に2カ月間お世話になりました。その間は毎日、30分以上かけて車で子どもたちの学校の送り迎えをすることになり、大変でした。

引っ越しによって幼稚園や小学校の学区が変わる問題に直面したのですが、転校しなくてもいいように、教育委員会に掛け合って同じ小学校に通い続けています。

ほかにも、子どもたちの心のケアをするために、子どもたちと向き合う時間を最優先にして、小さなことでも相談できるように、常に聞き役に徹しました。

ささいな会話も大事にして、子どもたちの言葉や態度、表情に何か変化はないか、常にアンテナを張っていました。

あとは、シングルファザーになったことで、今までと同じように働けなくなり、会社に迷惑をかけたこと。現在は、子どもたちとの時間を一番に優先したいと思い、会社を辞めてフリーランスの道へ進みました。

同じような境遇で苦しんでいる方へ

もし同じような境遇で苦しんでいる方、離婚を考えている方がいて、本当にキツくて苦しい状況なら、思い切って動き出すっていうのも一つの手かなと思います。

これは僕の体験談で、元嫁を批判したり悪く言うわけではありませんが、僕のとった行動は後悔していないですし、子どもたちにとって一番いい選択だったと思います。

離婚するまで、離婚してからも大変なことはたくさんありましたが、今しかない子どもたちとの時間を共有することができていることに、幸せを感じています。

僕の体験談が少しでもだれかの参考になったり、勇気づけることができるなら、すごくうれしいです。

シングルのママやパパ、離婚を考えている方から「参考にしたいので、家を出たときの状況を教えてほしい」とのリクエストで制作したという、この動画。普段は、楽しそうな子どもたちの日常や、シンパパの奮闘記を見ることができます。大変なことはたくさんあると思いますが、これからも頑張ってください!


著者:ライター 廣瀬尚子

ベビーカレンダー編集部

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