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【ビジネスメールの疑問】「ください」と「下さい」どっち使う?文科省発行の「公用文の書き方」が便利すぎるとSNSで話題

  • 2024.4.15

「いたします」と「致します」正解なのはどっち?

迷う…漢字とひらがなの使い分け、ルールはある?
迷う…漢字とひらがなの使い分け、ルールはある?

「いたします」は漢字なのか、ひらがななのか…… 2024年3月17日頃からネット上で話題になっていたのが、ビジネスメールの正しい書き方。社会人にとってビジネスメールは、社内外と連絡を取るために欠かせない連絡ツールの1つです。いつも作成しているビジネスメールは正しいのか、さっそく確認してみましょう。

ビジネスメールで必ずといっていいほど使用する「お願いいたします」というフレーズ。「ご確認お願いいたします」「よろしくお願いいたします」など、何かを依頼する際には欠かせないフレーズです。果たしてひらがな表記と漢字表記に、使い分けのルールなどはあるのでしょうか?

実は漢字表記の「致します」は「する」の謙譲語となり、単体でも意味が通じるフレーズ。「~の通りに致します」「~は、致しかねます」のように使用されます。ビジネスメールでよく使用される「お願いいたします」「確認いたします」のように、動詞が前につく場合はひらがな表記がマナーとされています。

誰でも無料で閲覧できる“資料”

迷ったら参考にしてみて
迷ったら参考にしてみて

「いたします」と同じく、ビジネスメールでよく登場する「ください/下さい」「していただく/して頂く」も、ひらがなか漢字かで悩む人は多いでしょう。「どっちだろう……」と迷った時に役立つのが、文科省が公開している「公用文作成の要領」という資料。ネット上で公開されており、誰でも無料で閲覧が可能です。

「常用漢字であってもひらがなで書く場合」の例として、「~(し)て頂く→ていただく」「~の様だ→~のようだ」など、迷いやすい言葉をピンポイントで取り上げています。そのほか、作成の工夫として「伝えることを絞る」「遠回しな書き方は避ける」「親しさを伝える」など、ビジネスメールに役立ちそうな情報が満載です。

あくまで公用文としてのルールであるため、正しい書き方であるという訳ではありませんが、ネット上では「必要なことが全て書かれていて、めっちゃ役立つ!」「早速使わせてもらう」と大好評。ビジネスメールを日常的に作成する人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

(LASISA編集部)

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