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オーバーサイズの服で華奢見えを狙ったらまさかの結果に!アラフォーおばさん体形の悲劇とは【体験談】

  • 2024.4.15

アラフォーの私は「着痩せ」「華奢見え」といった言葉が大好き。痩せて見える服があると聞けば飛びつきます。ある程度の脂肪はファッションでカバーできる! と思っていたのですが、最近どうにもならない事態を経験して「そうではないのかも……」と気付かされました。華奢見えを狙って購入したはずの服がおばさんルックになってしまった私の失敗談をご一読ください。

インフルエンサーさんの着こなしに憧れて…

私は洋服を買うときにSNSやアパレルショップの公式サイトにアップされたモデルさんや店員さんの着こなしを参考にしています。投稿された写真を参考に全身コーデをそのままマネキン買いすることもあります。

その日もそうでした。アパレルショップの公式サイトに掲載されたインフルエンサーさんのこなれ感あふれるニットとストレートデニムの着こなしにひとめ惚れ。投稿者さんは私と身長が同じくらいの方で、説明欄には「トップスはあえて大きめサイズを選ぶと華奢見えする」と書いてあります。

私はそのコメントに食いつき「この写真と同じ組み合わせで服を買えばおしゃれになれる! あえてオーバーサイズを着れば私も痩せて見えするはず! 」とニヤニヤ。いつもよりワンサイズ大きいニットと、合わせるためのデニムをオンライン決済でポチっと購入しました。実は私はこれまで相性が良いデザインに出合えずニットに苦手意識を抱いていましたが、このときのテンションは商品が届く前から最高潮。「友人との次のランチに着て行こう! 」と意気揚々としていました。

大きめサイズで着痩せのはずが小太りおばさん参上

数日後、注文通りに大きめサイズのニットとストレートデニムが届きました。待望の商品到着でうれしさのあまりすぐさま試着! ニットに袖を通すと、ワンサイズ大きめをオーダーしたおかげで締め付けがなく快適。デニムも元からゆとりがあるデザインでとてもラクです。私は「さてさて、オーバーサイズ効果で華奢見えしているかな? 」と浮つきながら鏡の前に移動しました。しかし……。

姿見の前にいたのは、どこからどう見ても着膨れした小太りおばさんでした。厚手のニットがこれでもかと二の腕の質感を拾い、ワンサイズ上げた分だけ肩幅が強調され体が大きく見えて、まるで“ロボコップ”です。ついでに着心地がラクで感動したデニムも、心なしか脚の太さを強調しているような……。

インフルエンサーさんお墨付きのコーデのはずが、私が着ると残念ながら絶妙なこなれ感は皆無でした。大きめサイズを着たら細く見えると思っていたのに小太りに見えるなんて……。「オーバーサイズ=華奢見え」の方程式が私の頭の中でガラガラと音を立てて崩れました。ワンサイズ大きい服に瞬時に体が適応して体積が膨張したのでしょうか。人体の不思議とさえ思いました。

無意識にゼロとしていた圧倒的な体格差!

身長がほぼ同じインフルエンサーさんのコーデをマネしたはずが、なぜこのような結果を迎えたのでしょうか。そこにあったのは人体の不思議云々ではなく、圧倒的な体格差です。

私は学生時代から長きに渡りテニスをしていたため、肩周りはどちらかというとガッチリしています。出産してからは運動不足で、当時の筋肉は今やすっかり脂肪へと変化しました。一般的に言うムチムチ二の腕の持ち主です。それなのに、どうして私はインフルエンサーさんの身長だけで判断して「同じように着こなせる! 」と思ってしまったのでしょうか……。無意識に体格差をゼロと計算していた自分が恨めしい限りです。

この失敗から私は“大きいサイズの服を着ればすべての人が華奢に見えるわけではない”ことを学びました。また、服の選び方でも見た目に差が出ることを痛感しました。今回私は厚手のニットで華奢見えを狙いましたが、薄手の生地を探す、体形を拾わないシルエットを選ぶなど、もう少し工夫できるポイントがあったように思います。体格差を悔やむと共に感じたのは「ニットはやっぱり難しい! 」ということ。まだまだ私のニット探しの日々も続きそうです。

まとめ

インフルエンサーさんの着痩せコーディネートに憧れてまったく同じニットとデニムを購入しましたが、肩周りガッチリ・二の腕ムチムチの私はうまく着こなせませんでした。これまで気にしないふりをしてきましたが、モデルさんと同じ洋服を買うときは体格差も考慮しなければと強く感じたエピソードです。

また、鏡の前の自分自身を見て「洋服で一時的な華奢見えを狙うだけでなく、実際にアラフォーおばさん体形を卒業する努力もせねば……」とも痛感しました。だらしないワガママボディとなんとか決別したい今日このごろです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

イラスト/マメ美

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著者:あおやまかな

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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