マルセイユにPUMA新作「アフリカコレクション」登場！すべて地元で製造した“MADE IN FRANCE”の理由とは

Text by 立野敦史(Qoly LFB Vintage)

フランス1部オリンピック・マルセイユとキットサプライヤーのPumaは12日、昨年好評だった「OM アフリカ・コレクション」の第2弾を発表した。

ラインナップにはショートパンツ、サンダル、バケットハットも含まれるが、ここでは3つのジャージに焦点を絞ってご紹介したい。

本コレクションは、アフリカ人選手を通して深いつながりのあるアフリカ大陸に敬意を表し、クラブとの関係を祝うもの。

アイテムは、マルセイユ地域の経済活性化や輸送に伴うCO2削減などの環境負荷軽減を目的に、高い技術力に定評のある地元のアパレルファクトリー「FIL ROUGE（フィル・ルージュ）」で製造を行ったという。

そのため、各アイテムは全て地元マルセイユで作られたフランス製で、シャツ内側の製造国表示も“MADE IN FRANCE”となる。

マルセイユ × アフリカ Puma 2024 ジャージ

カラー：プーマホワイト

品番：778286_35

アフリカとの関係を祝う特別ジャージ。マルセイユではこれまでに数多くのアフリカ人選手がプレーしてきた。

このジャージはアフリカ大陸のカルチャーに触発された総柄デザインで、その中に“Marseille”の文字も見える。カタログ上の色名はホワイトだが、実際にはマルチカラー。

ユニフォームではないため試合で使われることはないが、試合前のウォームアップ時に着用する可能性は高い。

マルセイユ × アフリカ Puma 2024 オールオーバージャージ

カラー：プーマブラック

品番：778589_01

シャツ全体にオールオーバーで、チームカラーのブルーのドットと番号“13”をデザインした総柄ジャージ。アフリカ的なカラフルなカラーリングが特徴的。

マルセイユ × アフリカ Puma 2024 オールオーバージャージ

カラー：プーマホワイト

品番：778589_35

シャツ全体にオールオーバーで、チームカラーのブルーのドットと番号“13”をデザインした総柄ジャージ。こちらはブラックと同じデザインの色違いとなる。

今回リリースとなったジャージには全て背番号13をプリントし、オールオーバージャージには総柄で落とし込まれている。この番号の意味についてはPuma、クラブのどちらも具体的な説明はない。

なお、都市マルセイユが属するブーシュ＝デュ＝ローヌ県の県番号が13で、マルセイユも含めて県内の都市の郵便番号は全て13から始まる。本コレクションでの番号は、これを表したものと思われる。

マルセイユの2024アフリカコレクションは、クラブ公式オンラインストア、欧州のPumaオンラインストアで販売される。