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【ライスペーパーで揚げ物】ベトナム風「エビフライ春巻き」に挑戦!エビの餡とエビまるっと1本を一緒に巻いて♪

  • 2024.4.15

エビフライを作ったことがない筆者。揚げ物に苦手意識があるうえ衣付けが面倒に感じ、わが家はエビフライとは無縁です。でも、フランス発のYouTubeチャンネル『365レシピクッキング』で、ライスペーパーで野菜入りのエビ餡としっぽ付きのエビを包んだ「エビフライ春巻き」を作っていました。ライスペーパーを使った料理が最近流行っているので、興味津々!パン粉を使わないので面倒な衣付けも不要。これなら作れそう!と挑戦してみることに♪




「エビフライ春巻き」考案者はフランス在住のおいしい物好きさん

ライスペーパーでエビを包む春巻きを見つけたのは、フランス発のYouTubeチャンネル『365レシピクッキング』。概要欄には、簡単でおいしい家庭料理のレシピ、安くて簡単な料理、アジア料理、ビーガン料理、ストリートフードの動画などを紹介していると書かれています。

食は人生のスパイス、と書かれていることから、きっとおいしい物が大好きな方だと思います。ちなみにチャンネル登録者数は約1万8千人。

ライスペーパーを使った料理が流行っているので、「エビフライ春巻き」に挑戦してみます!

ライスペーパーで包むのがポイント!「エビフライ春巻き」を作ってみた

動画では25個分の分量で紹介されていたため、今回は購入したライスペーパーの枚数に合わせて作ってみます。ライスペーパーの枚数と同数のエビの他に、エビ餡用のエビもご用意くださいね。
また、緑豆春雨ときくらげは乾燥のものを使う場合は事前に戻しておきましょう。



【材料】(12個分)
ライスペーパー(直径22cm)…12枚
エビ…12尾と150g
にんじん…50g ※今回は1/3本使用
玉ねぎ…25g ※今回は1/8個使用
緑豆春雨(戻したもの)…25g ※今回は乾燥のもの6g使用
きくらげ(生または戻したもの)…12g ※今回は乾燥きくらげ2g使用
青ねぎ…2本
にんにく…1かけ
卵液…1/2個分
しょうゆ…大さじ1/2
オイスターソース…大さじ1/2
コンソメ(顆粒)…小さじ1/4
砂糖…大さじ1/2
塩…少々

1.エビを塩水で軽く洗い、12尾は殻を剥いてしっぽだけ残し、残りのエビは殻もしっぽも剥いておきます。両方のエビとも、背わたを取ります。



ライスペーパーと同数のエビ(今回は12尾)は、しっぽ付きのままライスペーパーに包むので、しっぽもきれいに洗っておいてくださいね。

背わたは、背中に爪楊枝を刺して引き抜くと、スルッと取れました。背わたはエビの臭みの原因に。丁寧に下処理してくださいね。



背わたを取ったエビを軽く水洗いし、水気を切っておきました。

2.しっぽ付きのエビに塩を揉み込み、残りのエビは細かく刻みます。



動画ではしっぽ付きのエビに茶色い粉を振っていたのですが、翻訳しても材料が不明だったため、今回は塩で下味を付けました。

3.しょうゆ、オイスターソース、コンソメ、砂糖を混ぜ合わせておきます。



コンソメと砂糖が溶けるように合わせ調味料にしておきます。

4.にんじん、玉ねぎ、にんにくをみじん切りに、青ねぎを小口切りに、きくらげと春雨を粗みじん切りにします。



春巻きの具は刻んだエビの他に玉ねぎ、にんじん、にんにく、青ねぎ、春雨、きくらげと具だくさんです♪

5.ボウルに2の刻んだエビ、4の具材、3の合わせ調味料、卵液を入れて、粘り気が出るまでよく混ぜます。



すべての材料を混ぜ合わせましたが、エビの身と卵液だけではそれほど粘り気が出ず、とろっとした状態になりました。



とろっとしたままではライスペーパーで包みにくそうだったので、片栗粉(分量外)を大さじ3杯程度加えて、つなぎにしました。


6.ライスペーパーを水にくぐらせてやわらかくし、5のエビ餡を乗せて半分くらいまで巻き、しっぽ付きのエビを乗せて一緒に巻き込みます。



エビ餡をライスペーパーの半分くらいまで巻いてからしっぽ付きのエビを置いてさらに巻きます。しっぽをライスペーパーの外側に出すのがポイントです。



ライスペーパーは水にくぐらすとベタベタとするので、手早く巻くのがおすすめです。ただ、ライスペーパーもエビ餡も水分が多めなので、すべって包みにくい印象でした。エビのしっぽが隠れてしまったものもありますが、ライスペーパーが破れることなく12本包めましたよ。

7.180℃に熱した油で、ライスペーパーがパリッとするまで揚げます。



今回は少なめの油で揚げたので、ひっくり返しながら7分くらいかけて揚げました。ライスペーパーが水分を含んでいるので、油跳ねが心配でしたが、ほとんど油跳ねはせずに揚げられました。

ライスペーパーなので、一般的な春巻きよりも揚げ色は薄く仕上がりますよ。油を切ってお皿に盛ったら完成です。


皮はもっちり!丸ごとエビがプリッ&しっぽがサクッと香ばしい♪



YouTubeの料理チャンネル『365レシピクッキング』で見つけた、「エビフライ春巻き」が完成しました♪ライスペーパーからエビのしっぽがはみ出ていて、パン粉を付けて揚げる本家のエビフライに形が似ていますね。

エビは揚げている途中にくるんと丸まってしまい、ライスペーパーから少し飛び出たりライスペーパーが少し膨れたりと、予想外の形に揚がる物もありました。でもエビがライスペーパーから透けて見えるので、エビが入っている♪とテンションが上がる仕上がり感。



中はこんな感じで、みじん切りの具とエビの身が重なっています。食べてみると一般的な春巻きの皮で作ったものよりも、もっちりとしています。エビの身がプリッとしているので、全体的に弾力がある食感です。

具の部分はかなり薄味なので、ちょっと期待外れ感が。からしじょうゆを付けて食べると、春巻きらしい味わいになりました。でも、しっぽがカリッ!と揚がっていて、香ばしい旨味がここに凝縮。しっぽがおいしい♪

動画ではお皿にスイートチリソースを添えています。なるほど、スイートチリソースで食べるとベトナム風の味わいになりそうですね。

ライスペーパーだからもっちり食感!アレンジ春巻きとしてアリ♪



ライスペーパーで包んで揚げた「エビフライ春巻き」は、春巻きの皮で揚げた春巻きとは違う食感に仕上がり、アレンジ春巻きとして使えるアイデアレシピでした。

ただ具の味が薄かったので、たれやスイートチリソースなどを用意した方がいいなと感じました。筆者はからしじょうゆを付けましたが、エビフライに寄せるなら、タルタルソースやウスターソースも合うかもしれません。

何も付けないで食べるなら、エビ餡の中にしょうがや青じそなどの薬味を加えた方がよさそうです。

少し工夫するとおいしく、上手に揚げられそうな「エビフライ春巻き」。本家のエビフライは薄力粉、溶き卵、パン粉を付ける手間がかかりますが、ライスペーパーで包むと手が汚れずに済むのもうれしい!興味のある方はぜひ、作ってみてくださいね。

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