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目撃情報が多数!それなのに「誘拐未遂犯」が野放しにされるワケ

  • 2024.4.14
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このお話は、著者・ほや助さんが小学4年生だったとき、誘拐未遂犯に遭遇したときの体験談が描かれています。1台の車がそばに停車に、運転席から男性が降りてきました。子ども向けアニメの話題をされたあと、突然腕をつかまれ、車に乗せられそうに。間一髪で逃げることができました。その後、駆けつけた警察官へ話をしますが…。『あの日わたしは、誘拐されかけた』をダイジェスト版でごらんください。

言葉を濁す警察官

自宅の近くで不審者に声をかけられ、危うく誘拐されそうになってしまった ほや助さん。その後、必死に自宅まで帰り、今あったできごとをすべて母に打ち明けます。すると母は、動揺しながらもすぐに警察へ通報。駆けつけた女性の刑事さんに、ほや助さんは今回のできごとを詳細に伝えます。

ところが、未遂犯を逮捕するのは難しい様子。「全力を尽くす」と言ってくれましたが、最後は言葉を濁されてしまい、不安が募ります。

すると、その場でへたり込んで泣き出してしまった母。もしも大切なわが子に何かあったら…と思うと、恐怖が沸き上がってしまいますね。そして、被害者である ほや助さんは、母に心配をかけてしまったと感じ「ごめんね」とつぶやきます。母も子も、何も悪くないのに…。胸が痛む場面です。

やはり、捜査に進展はなく…

ほや助さんに声をかけてきた誘拐未遂犯は、どうやら初犯ではなかった様子。「またかよ」という言葉を残していったことを考えると、どうやら以前にも子どもに声をかけ、失敗したのかもしれません。

そして、人気のないところや、防犯カメラがない場所を狙って子どもに声をかけている様子…。計画的で、こわさを感じます。

続々と目撃情報が寄せられ…

その後、数か月の一度のペースで目撃されるようになった不審者。近隣で遭遇した子どもが続出し、情報もたくさんあるのに、逮捕には至っていないようです。さらに10年たった今でも、犯人は野放しのままです。

そして、長い年月がたっても、いまだに恐怖心は薄れていないと話す ほや助さん。誘拐は未遂に終わりましたが、被害者の心には傷が残ってしまいました。こわい思いをしてしまったとき、被害者の心のケアも必要ですね。

本作では、自宅の近くで誘拐されそうになってしまった体験談が描かれています。ほや助さんは、何とか犯人の手から逃れることができましたが、トラウマになってしまいました。

小学生になると、子どもは1人で登下校をする他、習い事に行ったり、友だちと遊んだりと、行動範囲が広がります。明るい時間帯で、かつ自宅周辺だと油断してしまいがちです。改めて、防犯意識を高めるとともに、親子で不審者への対処について話し合いたいと感じました。

著者:ももこ

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