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スニーカー、クルーネックが野暮ったく見える…スタイリスト直伝! 絶対に避けたいNGコーデ集

  • 2024.4.13

日々の着こなしに欠かせないスニーカーやクルーネックトップス。同じアイテムなのに、野暮ったくなる人もいればオシャレに着こなす人もいます。なぜ違いが生じてしまうのでしょうか。また、アイテムによって太って見えることがあるのはどうしてでしょうか。スタイリストの角佑宇子さん直伝のNGコーデを紹介します。

野暮ったく見える「ボトムス×スニーカーのNG組み合わせ」

春先はショートブーツ感覚ではけるハイカットのスニーカー。基本的にどのボトムスでも相性は良いのですが、唯一鬼門となるボトムスはミモレ丈のスカートです。ミモレ丈スカートとは、ふくらはぎの中心に位置するスカート丈を指します。

ふくらはぎのもっとも太い部分を強調させてしまうミモレスカートは、ヒールのあるパンプスやブーツなどで脚のライン全体をスラリと長く見せなくてはいけません。そこに華奢見せパーツである足首を隠すハイカットスニーカーを合わせると、引き締まりのない大根足ができ上がってしまうのです…。

ハイカットスニーカーには、ふくらはぎがすっぽり隠れるロングorマキシ丈のスカートを合わせましょう。もしくはスリットの入ったロングのナロースカートを合わせて。スリットがあると歩くときにできる隙間からハイカット部分がチラ見えしておしゃれです。

※ イラスト・文 角 佑宇子
※ 2024年4月6日配信

なぜか似合わない「クルーネックトップスのNG組み合わせ」

クルーネックが似合わないと感じる方の多くは、丸顔さん、顔が大きい方、首が短い方といった特徴があげられます。クルーネックは顔の大きさや丸さを強調させやすく、首の短さが際立つデザインとなっています。なので、とくに体にフィットするハイゲージタイプ、着膨れを起こしやすいシャギー素材のクルーネックニットは事故りやすいと心得て。このほか、最近よく見かけるハイネックのインナーを合わせた重ね着は、首が短い方だと、より首が詰まったスタイルに見えるので注意が必要ですね。

※ イラスト・文 角 佑宇子
※ 2024年1月28日配信

太って見える「骨格タイプ別NGコーデ」

骨格タイプとは、人体の特徴を「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」という3タイプに分けた体型診断のことです。カラダの骨組み、肉感、ボディバランスの特徴を触診や目視で診断し、3タイプに照らし合わせて似合う服や着こなしを導き出します。

骨格やボディバランスと相性の悪い服を身につけると、痩せていても太って見えたり、ガタイがよく見えたりと、着こなしで損してしまうことがあるのです。

骨格タイプをざっと説明すると以下の通り。

【Straight(ストレート)】
全体的にカラダに厚みとハリがあるタイプ。

【Wave(ウェーブ)】
上半身が華奢なイメージで、下半身にボリュームがあるタイプ。

【Natural(ナチュラル)】
カラダの厚みがなく、骨格がしっかりしているタイプ。

【ストレートタイプ】首詰りトップス・薄手素材ボトムス

ストレートタイプの方は、いわゆる出るところは出て、締まるところは締まっているメリハリボディの持ち主。カラダの厚みもあるので、首の詰まったトップスだと窮屈で苦しい印象になります。できるだけデコルテラインは出したほうが良いでしょう。また、肌の露出は横に広がるよりも縦に長く見せるほうがスッキリして見えるので、Vネックタイプのシャツやニットのほうが相性抜群。

ボトムスも同じく、骨格に合わせて肉感を拾い過ぎない、厚手でハリと立体感のあるアイテムが良いでしょう。なので、リラックス感の強いニットパンツや薄手のシフォンスカート、ストレッチの効いたスキニーパンツだと、逆に下半身が張って見えるのを強調するので避けたほうがベター。

【ウェーブタイプ】胸開きトップス・ワイドボトムス

華奢で柔らかい肌質を持つ、ウェーブタイプの方。上半身は華奢な一方、下半身には肉がつきやすく、ボディバランスは下重心です。そのため、重心を上に引き上げてくれるショート丈や細身シルエットのボトムスが似合うタイプ。逆に相性が悪いのは、下重心を増長させるワイドボトムスです。ワイドボトムスは脚のラインをカバーしてくれる効果はありますが、ウェーブタイプの方が履くと、上半身の華奢さに対して下半身にボリュームが出過ぎてしまい、全体の頭身バランスが悪く見えやすくなるのです。

トップスは、バストがさみしく見える胸開きトップスはNG。代わりにフリルやパフスリーブ、首の詰まったホルターネックやボートネックのリブトップスなどは相性が良いのでおすすめ。

【ナチュラルタイプ】ボリュームトップス・細身ボトムス

モデルに多いと言われるナチュラルタイプの方は、カラダの厚みが薄くて骨格がしっかりしています。そのため、ジャケットなどのかっちりした質感の服だと決まり過ぎた印象に。骨格ラインを柔らかく見せる薄手素材や落ち感のキレイなルーズニットなどがおすすめです。また、肩幅がいかつく見えてしまうパフスリーブは鬼門と心得て。

ボトムスは、意外とスキニーパンツよりボリュームのあるワイドシルエットのほうが合います。細身シルエットのパンツだと、脚が太って見えるわけではありませんが、カラダの重心が引き上がって見えるため、上半身のガタイがよく見えやすいです。なので、ロング丈やワイドボトムスで下に重心を持ってきたコーデにすることによって良いバランスが保たれます。

※ イラスト・文 角 佑宇子
※ 2023年12月3日配信

かわいくおしゃれに見える服を選びたい

デザインや色が好みという理由で服を買ったけど、なぜか似合わないとなると、自然とその服を避けるようになって、もったいないことに。このような事態は絶対に避けたいですよね。組み合わせのコツを意識したり、自分の骨格タイプに合う服を探せば失敗はグンと少なくなるはず。春夏物の買い物の参考にしてみてくださいね!

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